「エピペン使用だけにとどまらない緊急時に備えた救命講習の必要性について」

小児保健の専門誌「チャイルドヘルス」にエピペン関連の記事を書かせていただきました。

エピペン使用だけにとどまらない緊急時に備えた救命講習の必要について

とかく形骸化しがちなエピペン講習をいかに動的な学習体験とするか、またエピペン注射をしたら終わりではなく、その後の観察と記録、さらには悪化した場合の予測とその後の行動訓練について紹介しています。

いちはやく2007年頃からエピペン研修に取り組んできたBLS横浜ならではの視点で、シミュレーション・トレーニングを取り入れることの意義含めて4ページに渡って書かせていただきました。

「エピペン使用だけにとどまらない緊急時に備えた救命講習の必要性について」

チャイルドヘルス2014年10月号 vol.17 No.10, p.51-54

エピペン注射を行うからには、心肺蘇生法を心得ていることがその前提条件です。

そして、できればエピペン注射というファーストエイド処置と、心肺蘇生法は深く関連した一連のものとして心得ていることが望ましいと言えます。

さらに、エピペン研修や救命講習は、外部での一般講習に参加するだけでは不十分で、施設内でシミュレーション訓練を行うことが実行性への大きなステップになります。

そんなことを実例を踏まえて解説してあります。

保育園ナースや養護教諭の皆さんにぜひ読んでいただければと思います。

なお、記事の中で紹介したエピペン&小児BLS講習は横浜で不定期公募開催をしている他、保育園や幼稚園、小学校などに出張講習も行っています。

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