AHAプロバイダーeCard印刷加工サービス BLS横浜のこだわり

アメリカ合衆国国内のAHAトレーニングセンターと提携しているBLS横浜では、BLSプロバイダーコースACLSプロバイダー【1日】コース に関しては資格証として eCard(eカード) を発行しています。

【 → AHA eCardの詳細はこちら 

eCardは電子認証システムなので、基本的にはパソコンの画面表示や、eCardコードと呼ばれる12桁の番号(AHA専用サイトで照合できる)で資格証明を行います。

それに加えて、旧来のプロバイダーカードのような体裁のカードとして資格証明書を持ち歩くこともできます。

アメリカ心臓協会の最新のACLSプロバイダー資格証eCard(イーカード、eカード)
eCardのwalletタイプPDFを印刷し、カットし、ラミネート加工したACLSプロバイダーカード
日本の医療従事者にとっては、病院の名札の裏側にプロバイダーカードを入れておく、という使い方が多いでしょうから、eCard時代になっても、以前のようなカードの需要はあると考えています。

そこでBLS横浜では、eCardの印刷加工サービスを無料で行っています。

本来は、受講者が必要に応じて自分で印刷加工を行うのですが、BLS横浜としては、カード加工のクォリティにはこだわりを持って、作業を代行し、受講後にカードを郵送でお届けしています。

印刷品質のこだわり

高解像度カラーレーザープリンタ

想像できると思いますが、インクジェットプリンタで印刷すると、手作り感ありありになります。

そこでコスト高にはなりますが、カラーレーザープリンタで印刷しています。

WalletタイプのeCardでは、部分的にかなり小さなフォントが使われているため、解像度の低いレーザープリンタだと文字が不鮮明になってしまいます。

BLS横浜ではいくつかのプリンタを試した結果、旧来の紙媒体のプロバイダーカードに負けない(むしろそれ以上)の印刷品質を実現しました。

印刷サイズの調整 Letterサイズ → A4サイズへの補正

ご自身で印刷をしてみた場合、なぜか一回り小さめに印刷されてしまう場合があります。

eCardのPDFファイルの用紙サイズがA4ではなく、米国規格のLetterサイズに設定されているからです。

これを日本の普通のプリンターで印刷しようとすると、機種によってはA4サイズに自動補正して印刷されるケースがあり、その結果、少し小さめになってしまうというわけです。

それを回避するためには、印刷時に用紙サイズを自動に設定するのではなく、原寸のまま印刷する必要があります。

BLS横浜では、確実を期すために、PDF上の用紙サイズをA4サイズに補正した上でプリントを行っています。

受講の皆さんが、ご自身でカード印刷をする際には、この点、ご注意ください。

ラミネート加工

ラミネート加工にも手間をかけて、いくつか工夫をしています。

マット加工

まずは、マット加工のラミネートフィルムを使っている点。

プロバイダーカードの使い方として、首から下げるIDホルダーに入れることが多いかと思いますが、通常の光沢タイプのラミネート加工だと、角度によっては光の照り返しで印刷面が見えづらいことがあります。

そこで表面にはあえてマット加工のフィルムを使っています。

適正サイズに手でカット

名刺サイズのラミネートフィルムも市販されていますが、それにWalletタイプのeCardを入れると、左右上下の余白が余りすぎて不格好になります。またサイズ的にIDフォルダーには入りづらいという難点があります。

そこでBLS横浜では、わざと大きめのラミネートフィルムでパウチして、手作業で最適なサイズに切り出しています。

この一手間で、見た目のクォリティはずいぶん違ってきます。

角を丸める加工

受講者が自身でeCardを印刷加工しようとしたときに、どうしても旧来のプロバイダーカードと違って手作り感が出てしまう原因のひとつが、カードの角の形状です。

AHA-BLSプロバイダーカードの最新版eCard(イーカード:eカード)の印刷ラミネート加工サービス
角を丸めた場合と、そうでない場合
角を丸める加工がしてあるかどうかで、印象がまったく違います。

さらにはラミネートフィルムの角を丸めておかないと、とがってあぶないという面も。

BLS横浜では、紙のカードも、ラミネートフィルムも、どちらも角を丸める処理をした上で、皆様にお届けしています。

 

試行錯誤の結果、自信をもって

BLS横浜では何度も試行錯誤を繰り返して、皆様に納得していただける高品位のeCard加工の形を実現しました。

日本国内では、まだほとんど発行されていない段階でしたが、これなら自信を持って皆様に提供できると判断し、2018年10月から旧来の紙のプロバイダーカードから、eCardへの移行に踏み切りました。

日本におけるeCardの問題は、カードとしての体裁だけと考えていますので、ここさえクリアできれば、メリットの方が大きいでしょう。電子認証ですから紛失のリスクがありません。また、カード型以外に賞状のような形の修了証明を印刷できたり、学会提出にはeCardコードをメールすればいい、など、米国標準になっているだけあって便利です。

日本国内の国際トレーニングセンター(ITC)では、まだ旧来の紙カードの発給が続いていますが、2019年1月以降、順次廃止されてeCardへの移行が始まっていくようです。(早いところだと日本循環器学会ITCでは2019年2月からのeCard発行を予定しているとのこと)

BLS横浜では、日本国内ITCに先行して、世界標準のAHA eCardを提供していきます。



一般向け:AHA eCard(イーカード|eカード)印刷ラミネート加工の代行サービスを開始しました。

BLS横浜でAHAコースを受講した方以外であっても、ご希望があれば、eCardのプリント&パウチ加工を有償で承ります。詳細は下記ページをご参照ください。

AHA eCard(イーカード|eカード)印刷ラミネート加工の代行サービス
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