ガイドライン2010の心肺蘇生一覧

ガイドライン2010のAHA-BLSコース、横浜で開催中

去年の10月末に発表された心肺蘇生法の新しいガイドライン2010。
 
BLS-AED.net横浜では、去年の12月、AHA暫定教材がそろってすぐにG2010に則った講習に移行していますが、日本循環器学会さんや日本ACLS協会さんもこの週末あたりからポツリポツリとG2010暫定コースに移行しているようです。
 
今年の3月~4月の間に正式なガイドライン2010教材(英語版)がリリースされ、その後、遅れること1~2ヶ月で日本語翻訳版が出されるまでは、ガイドライン2005のDVDとテキストに変更を加えながら行うG2010暫定(Interim)コースが開催されることになっています。
 
前回のガイドライン2000から2005に切り替わるときは、このような「暫定コース」は設定されませんでした。
 
それが今回に限って、新教材のリリースを待たずにG2010で教えるように、という方針をAHAが出したのは、おそらく「AHAガイドライン2010のハイライト」にも書かれていたように、新しい蘇生法の効果が高く、一日でも早くそれを普及させるのが世界的な使命と考えてのことなのでしょう。
 
BLS-AED.net横浜では、その使命を受けて、一日でも早くG2010コースを始められるよう独自に工夫を重ね、どこよりも指導経験を重ねてきました。
 
看護学校や看護大学で蘇生を教えなければいけないという教員の方たちからも好評をいただいています。
 
 
担当ディレクターの都合で平日開催が多いのですが、2月~3月にかけても複数、予定を組んでいます。
 
ぜひ、新しくなった蘇生法を身につけ、蘇生科学の真髄に迫ってください。
 
現在募集中の日程は下記のとおりです。
 
・2月9日(水)
・2月22日(火)
・2月23日(水)
・3月20日(日)・・・AMR-TC:米国ハワイ州のカード発行予定
・3月23日(水)
 
詳細・お申し込みはこちらから
 
http://yokohama.bls-aed.net/healthcare_provider.html
 
 
 

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失敗は恐れなくていい、世界がそれを認めている

BLS-AED.net横浜では、去年11月にAHAから提供された新しい方法で、すでに新しいガイドライン2010準拠の講習をなんどか開催しています。
 
そこで、皆さんからよく質問されるのが、次のような点です。
 
 


『呼吸確認が簡単になったのはいいけど、本当は呼吸をしていたり心臓が動いていたらどうしよう?』
 
 
『そんなに強く胸を押して骨が折れたりしないんですか?』


 
 
実は、こんな誰もが疑問に思うことについても、国際蘇生コンセンサス CoSTR 2010 はきちんと答えを示してくれています。(国際コンセンサス CoSTR 2010 とは、ガイドライン2010の大元になっている科学的根拠に基づいた蘇生に関する国際的な推奨・合意事項集です)
 
米国の Circulation という学術誌に発表された国際コンセンサス CoSTR 2010 の一次救命処置のセクションには、Risks to Victim(傷病者へのリスク)というセンテンスがあります。
 
そこにはこんな命題と、世界各国からの論文報告の検討、そして結論(国際合意事項)が載っています。
 
 
命題: 市民救助者が心停止ではない成人と小児に胸骨圧迫心臓マッサージをした場合、どれくらいの頻度で害(肋骨骨折など)を生じるか?
 
In adults and children who are NOT in cardiac arrest, how often does provision of chest compressions from lay rescuers lead to harm (eg, rib fracture)?
 
 
論文報告の検討: 市民救助者(バイスタンダー)によるCPRが、救助・医療専門職のCPRより合併症が多いというデータはない。
 
There are no data to suggest that the performance of CPR by bystanders leads to more complications than CPR performed by professional rescuers.
 
ひとつの研究では、バイスタンダーCPRのあるなしにかかわらず、心停止者の胸部X線検査における負傷の発生の違いはなかった。
 
One LOE 4 study documented no difference in the incidence of injuries on chest radiograph for arrest victims with and without bystander CPR.
 
(中略)
 
バイスタンダーCPRを受けた非心停止者247人の追跡調査によると、12%の人が不快を訴えたが骨折は5人(2%)だけだった。また内臓損傷はなかった。
 
Of 247 nonarrest patients with complete follow-up who received chest compressions from a bystander, 12% experienced discomfort; only 5 (2%) suffered a fracture; and no patients suffered visceral organ injury.
 
 
結論(国際勧告): 心停止が疑われる人に、現場に居合わせた人(バイスタンダー)がCPRを行い、結果的に心停止でなかった場合でも重大な害にはめったにつながらない。従ってバイスタンダーCPRは断固推奨されるべきである。
 
In individuals with presumed cardiac arrest, bystander CPR rarely leads to serious harm in victims who are eventually found not to be in cardiac arrest; and therefore, bystander CPR should be assertively encouraged.
 
 
 
 
 
強く押しても大丈夫。肋骨の骨折は心配するほどは多くない。
 
仮に間違って、必要のない人にCPRをしてしまっても大丈夫。失敗を恐れず、呼吸をしていないかなと思ったらためらわずに胸を押そう!
 
そんなことが、国際的な合意事項、それも蘇生科学に裏打ちされた内容として世界に向けて発信されています。
 
皆さん、どうぞ勇気を持って行動してください!
 

 
 

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ガイドライン2010、新しい心肺蘇生の拡がり

昨年10月に発表された蘇生法国際コンセンサス2010と各ガイドライン2010。
 
今頃、いろいろな心肺蘇生法普及団体が教育プログラムを策定しているところと思います。
 
早いところでは、新生児蘇生に関しては早くも受講者用マニュアル が完成した模様ですね。
 
BLS-AED.net横浜が提携している American Heart Association(AHA:アメリカ心臓協会)の公式なG2010教材が出るのは3月~4月(日本語版は5月~6月)予定ですが、世界の蘇生をリードする学会だけあって、去年12月から「ガイドライン2010暫定コース」をいち早く展開しています。
 
私共も日本で一番、二番を争うくらいのタイミングで、ガイドライン2010準拠コースに完全移行しました。
 
この後、メディックファーストエイドや、総務省消防庁、日本赤十字社など、G2010対応コースに切り替わり、2011年はガイドライン2010の新しい蘇生法があちこちで花開く画期的な年になりそうです。
 
 
さて、AHAガイドライン2010の心肺蘇生法(CPR/BLS)の大きな変更点ですが、下記のような点があります。
 

 ●胸骨圧迫の深さ: 4~5cm程度 → 5cm以上
 ●胸骨圧迫のテンポ: 100回/分程度 → 100回/分以上
 ●呼吸確認の「見て聞いて感じて」の廃止
 ●気道確保(A)―人工呼吸(B)―胸骨圧迫(C) → 胸骨圧迫(C)―気道確保(A)―人工呼吸(B)

 
 
胸骨圧迫の重要性がこれまで以上に強調されてています。
 
胸骨圧迫の強さは「胸が5センチ以上沈むように」と改められました。
 
これまで以上に強く押すように言われています。
 
また、呼吸確認の時は、頭を後ろに下げてあご先を持ちあげる気道確保(頭部後屈あご先挙上)をする必要はなく、胸を中止して呼吸をしている動きがあるかどうかを見るだけでよくなりました。
 
CPR(心肺蘇生法)の手順も、気道確保+人工呼吸からではなく、呼吸がないか正常でなければ、胸骨圧迫心臓マッサージからはじめるように改められ、全体としては蘇生法がやりやすくなっているはずです。
 


意識がない人を見つけたら、まず119番。
 
胸の動きを見て、明らかに正常な呼吸をしていると確信が持てるとき以外は、まずは胸骨圧迫心臓マッサージ開始。
 
30回の胸骨圧迫の後、もしできるのであれば人工呼吸を2回行い、AEDが届くか、救急隊がくるまでそれを続ける。

 
 
細かい”お作法”は、いま各団体毎に頭を絞っているところですが、大枠ではこんな感じに仕上がるはずです。
 
春先以降にはガイドライン2010対応と銘打った講習会があちこちで開かれるようになっているはずなので、これまで蘇生法を学んだ人はもちろん、初めての人もぜひ、講習会に参加するようお勧めします。
 
 
BLS-AED.net横浜では、1月10日に横浜駅近くでガイドライン2010心肺蘇生法ワンコイン講習会を企画しています。開催日が迫っていますが、受講申し込み、まだ受付中です。
 
 
 
 

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ガイドライン2010 BLSヘルスケアプロバイダーコース提供開始

BLS-AED.net横浜では、日本国内ではいち早くAHAガイドライン2010準拠のBLSヘルスケアプロバイダーコースを開始しました。
 
2010年12月23日の初開催を皮切りに、完全にガイドライン2010へ移行しています。
 
ハートセイバーAEDコースはもちろん、ハートセイバー・ファーストエイド、PEARSプロバイダーコースなどもガイドライン2010コースとして開催。
 
あいにく1月中までのAHA-BLSコースはすべて定員オーバーでキャンセル待ち状態となっています。
 
新しくなった心肺蘇生法への関心は高いようで、今後の講習予定への問い合わせを沢山いただいています。
 
 
年始早々には向こう3ヶ月程度の予定を出したいと思っていますので、AHAガイドライン2010講習を受講希望の皆さまは、もう少々お待ちください。
 
 
なお、AHA公認コースではなく、BLS-AED.net横浜オリジナルの講習会は、まだ受講枠に余裕があります。
 
こちらももちろんガイドライン2010準拠で進める予定です。
 
興味がある方はお早めにどうぞ。

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AHAガイドライン2010準拠ハートセイバーAEDコース始動!

先週、待望のAHAガイドライン2010準拠のスキルチェックシートがリリースされました。
 
ガイドライン2010のC-A-B(胸骨圧迫-気道確保-人工呼吸)の流れで行う蘇生法の実技試験の評価表です。
 
先々週公開されたガイドライン2010用暫定ビデオクリップの日本語字幕入れ作業も終わっていますので、これでようやくガイドライン2010の流れでAHA-BLSコースを行う事ができるようになりました。
 
BLS-AED.net横浜では、12月25日と26日に行うハートセイバーAED講習からガイドライン2010暫定版に切り替わります。
 
 
このガイドライン2010暫定コースは、旧来のG2005のテキストとDVDに補足修正を加えることで、ガイドライン2010の流れを練習するもの。
 
受講者の皆さんに購入いただくテキストは、これまで通りの日本語版でOKですので、ご安心ください。
 
 
なお、今回AHAからリリースされたのは、実技試験の採点シートだけです。
 
筆記試験の問題はまだ公開されていませんので、筆記試験のあるコース(医療者向けのBLSヘルスケアプロバイダーコース)は、まだ正式にはG2010に移行していません。
 
この場合でも、ガイドライン2010へのフォローアップはきちんとさせていただく予定です。
 

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AHA-BLS ガイドライン2010対応コースの開催予定について

11月11日にアメリカ・シカゴで開催されたAHAインストラクター向けガイドライン2010カンファレンスにおいて、AHAとしてのガイドライン2010対応コース開催の指針が示されました。
 

AHA ECCプログラムのガイドライン2010対応方針について
  • 2010年12月6日の週を目安にインストラクター向け補助教材・筆記試験問題(英語)がリリースされる
  • 当面は、G2005のテキスト/DVDに補助教材を加え、G2010対応コースとしていく
  • 2011年3月1日以降は、旧ガイドライン2005コースの開催は禁止
  • 正式なG2010教材がリリースされたら、新しい教材でのコース開催に移行する

 
BLS-AED.net横浜では、12月6日の週にリリース予定の英語版補助教材ならびに新しい筆記試験問題の日本語化が完了し次第、G2010対応コースを提供していきます。
 
現在予定している12月末のハートセイバーコースに関しては筆記試験はありませんので、AHAより補助教材としてインストラクター向けに配信されるC-A-B Sequence Videoのリリースが遅れなければ、従来のDVDを用いつつ、CPRの流れは新しいガイドライン2010で練習していきます。
 
12月末と1月に予定しているBLSヘルスケアプロバイダーコースは、新しい筆記試験問題がトレーニングセンター経由で配信されることになっています。
 
こちらは受講者の皆さまの利便性を考えると日本語化する必要がありますので、独自の翻訳が完了し次第、ガイドライン2010に移行予定です。
 
仮に正式な移行がまだでも、ガイドライン2010での変更点に関してはコース後に補足説明していくつもりです。
 
 
 

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蘇生ガイドライン2010 個人スキルからチーム・社会システムアプローチへ

10月18日に公開になった新しい心肺蘇生ガイドライン2010を読み込んでいます。
 
ガイドラインの変更点というと、A-B-Cから、C-A-Bになったとか、「見て聞いて感じて」がなくなったとか、徐脈のACLSアルゴリズムからアトロピンがなくなったとか、そういった末節的な所に目がいきがちですが、実は今回のガイドライン2010では、もっとダイナミックな部分で変化があったように感じています。
 
 
蘇生率を向上させるためにどうしたらいいか?
 
これまではテクニックやスキルとしてのBLSやACLSの手順や方法に焦点が当てられていました。
 
しかし今回のガイドライン2010は、個人技術の問題から、チームプレーや社会的バックアップ体制へとシフトしてきている点が、全編を通して随所から感じられます。
 
 
これまではアルゴリズムやテクニカルスキルに重きが置かれていたACLS/PALSにチームダイナミクスという新たな概念が追加されたのがガイドライン2005でした。
 
チームとしてのノンテクニカル・スキルに焦点を当てたG2005のACLS/PALSのトレーニングはおおむね良好で、今回のG2010も引き続きチーム蘇生の概念は盛り込まれることになっています。
 
そして、それが今度はBLSのレベルまで下りてきているような雰囲気を感じます。
 
 
というのは、これまでのBLSでは一人法CPRが基本でした。
 
しかしガイドライン2010では、前提は一人ではありません。その場にいる人を巻き込んで蘇生を行うことが強調されています。一人法はやむをえずの場合、といった位置づけです。
 
また市民救助者の場合も、一人ではなく、119番通報等で、指示を受けながら呼吸確認を行うようになっていたり、また社会に対しては電話でCPRの指示を出すシステムの重要さが説かれていたりと、これまでは個人技量としてとらえられていたBLSを大きなシステムの一部という図式に改められている点が、今回のガイドラインのキモなのではないかと感じています。
 
 
ガイドライン2005は個人への勧告
 
ガイドライン2010は社会システムへの勧告
 
 
こんな視点を持って、ガイドラインを読んでみると、壮大な構想が見えてきます。
 
 
行政や組織、地域への課題が大きく突きつけられているガイドライン2010。
 
 
町中すべてがICU、というAHAが目指す社会像。
 
それを具現化するヒントが詰まっています、ガイドライン2010には。
 
 
 

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AHAガイドライン2010成人BLSのアルゴリズム

AHAガイドライン2010のBLSアルゴリズムを日本語でまとめました。
(主にヘルスケアプロバイダー向けの内容を取り上げます)
 
AHA心肺蘇生法ガイドライン2010のBLSの流れ:アルゴリズム
 
破線のボックスは、ヘルスケアプロバイダー(習熟した救助者・医療従事者)以外は行わない内容です。
 
つまり、脈拍確認と、脈のある呼吸停止者への人工呼吸は市民には教えません。
 
 
こうして見慣れたアルゴリズム表の形で見ると、ガイドライン2005とさほど変っていないように見えます。
 
大きく変っているのは、これまで1:1の形で対応していた傷病者評価の手順が大きく崩れたことでしょう。
 
 
1.反応の確認 → 緊急通報・AED手配
2.呼吸確認  → 人工呼吸2回
3.脈の確認  → 胸骨圧迫開始
 
CPRが始まるまで、ガイドライン2005では上記の3つのステップを踏んでいましたが、ガイドライン2010では反応確認と呼吸確認がひとつのボックスにまとまっています。
 
ガイドライン2010では呼吸確認の重要性が低くなり、ヘルスケアプロバイダーは反応の確認の間に手短に呼吸の確認をします。ここで見るポイントは、「呼吸がないか、もしくは正常な呼吸ではないか」です。この確認は目視だけで行い、「見て聞いて感じて」の確認は不要とされています。また気道確保も行いません。
 
ここが大きく変更になった点です。
 
また、「いつも通りの呼吸がない」場合に行っていた「初回の人工呼吸2回」は廃止されました。
 
ガイドライン2000の時代の遺物というか、「息・咳・体動」という循環のサインを見るために行っていた刺激動作ですから、なくなるのはごく自然なことです。この点ヨーロッパ版のERCガイドラインでは2005年の時点で廃止されていました。
 
反応がなく、呼吸がない、もしくは正常な呼吸でなければ、次は脈拍触知です。
 
市民救助者の場合は行わないことになっていますが、ヘルスケアプロバイダーは脈拍触知も行うことになっています。
 
これはおそらくACLSを意識してのことだと思います。
 
ACLSでは、無脈性電気活動(PEA)の鑑別のために、頸動脈触知は必須です。このチェックによって治療のアルゴリズムがまるきり変ってしまいますので医療従事者には脈拍触知スキルを求めている、と理解すると納得できるかと思います。
 
10秒以内で脈があると確信できない場合はCPR開始というのはガイドライン2005と同じ。
 
右上の「質の高いCPR」という欄にあるとおり、胸骨圧迫は「強く・速く」がより強調されています。
 
 ・速さは100回/分以上 (G2005では100回/分程度)
 ・深さは5センチ以上 (G2005では3-5cm)
 
ガイドライン2005と違い、「○○以上」となっている点に注目ください。
 
胸骨圧迫30回を行ったら、ヘルスケアプロバイダーの場合は、基本は人工呼吸2回です。
 
人工呼吸の省略がいろいろ言われていますが、訓練を受けているヘルスケアプロバイダーは人工呼吸も合わせて行うのが原則のようです。
 
人工呼吸を行う場合は、頭部後屈あご先挙上で気道確保します。A-B-CのAがようやくここで登場。
 
本来は蘇生手順の最初だった気道確保(Airway)が、後回しになるというのがガイドライン2010のBLSの特徴です。
 
反応with呼吸確認を除いた一番最初の処置は胸骨圧迫(Chest Commpression)、次に気道確保(Airway)、続いて人工呼吸(breathing)というわけで、A-B-Cに対してC-A-Bとも言われています。
 
 
AEDが到着したら、すぐに使います。使い方は従来通り。
 
強いて違う点をいえば、1歳未満の乳児に関してもAEDが使えるようになったという点はありますが、今回のテーマとは外れるので詳しくは書きません。
 
 
以上、ざっとではありましたが、ガイドライン2010の新しいBLSの概要でした。
 
 
 

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AHAとERCのガイドライン2010発表

蘇生の国際コンセンサスの発表と同じ時間に、アメリカ心臓協会とヨーロッパ蘇生協議会から、それぞれガイドライン2010が発表になりました。
 
どちらもインターネットでガイドライン全編が無料ダウンロードできるようになっています。
 
CPRに関しては、ERCは大きな変更がないもののAHAは、人工呼吸より先に胸骨圧迫を行うという現実に即した形に改められました。
 
また、「見て、聞いて、感じて」の呼吸確認は廃止されました。
 
このあたりの話は、明日、取り上げたいと思います。
 
 
今日は、ファーストエイドのガイドライン変更に関する話題を中心に取り上げました。
 
 
 
情報はすべてBLS-AED.net横浜のガイドライン2010のページにまとめています。
 
どうぞそちらをご覧ください。
 
またこまめに更新していきますので、たまに目を通していただけると嬉しいです。
 
 

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ガイドライン2010心肺蘇生法、本日解禁

いよいよ本日、心肺蘇生法ガイドライン2010が情報解禁、発表になります。
 
少なくともヨーロッパ蘇生協会ERCは解禁時間の2010年10月18日 日本時間14:30きっかりにERC版ガイドライン2010を無料ダウンロード開始することを明言しています。
 
前回のガイドライン改定と同じパターンだと、機関誌 Resuscitation に掲載される全文がカラー版PDFでダウンロードできるようになるはずです。
 
AHA版ガイドライン2010もAHAウェブサイトで公開されると思いますが、全文公開なのかサマリーなのかはまだ不明。
 
どちらの情報も下記、本サイト内に情報をまとめてあります。
 
 
 

 
 
 
 
 
 

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