BLS横浜

BLS(心肺蘇生法)

AEDの使用条件:「すでに胸骨圧迫を受けている人」

救命に関するマスコミ報道を見ていると、記者も含めてみんな勘違いしているようです。 すでに修正していただけましたのでメディア名は出しませんが、市民が行った救命処置に関する報道でこんな記載をしている記事… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

心肺蘇生法講習 指導に「厳しさ」は必要か?

今日の話題は、救命講習に厳しさが必要か、という点です。 2000年に蘇生法の国際基準ができる前までは、「そんなのじゃ助けられませんよ! 殺す気ですか?」みたいな恫喝的な厳しい指導が珍しくありませんで… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

歯科医院の救命講習は、バイタルサイン評価と酸素が標準

歯科における外来環を想定した救命研修のあり方について書き起こしてみました。救命研修にバイタルサインデータと酸素投与をいかに組み込むか?
BLS(心肺蘇生法)

心停止の判断に迷う必要はない

動いている心臓に対して胸骨圧迫をしてはいけないと思っている方が多いようですが、実際のところ動いている心臓への胸骨圧迫は割と普通に行われています。
BLS(心肺蘇生法)

AEDを貼るかどうか迷ったら考えること

AEDを貼るかどうか迷う… そんなご質問をよくいただきます。 駅で倒れたのは女性! 公衆の面前で服をはだけてしまっていいのか? 痴漢と思われないか? あとで訴えられないか? そんなことをイメ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

うつ伏せで倒れていたら、どうする?

本日は保育士向けの救命講習を4回開催しました。4回のうち2回で尋ねられたのがこの質問。 「うつ伏せで倒れていたら、すぐにひっくり返した方がいいですか?」 今日はこの疑問について解説します。 … (see more)
業務としての市民救急

業務用の市民救命講習、一般市民向けとなにが違う?

BLS横浜は、一般市民向けから医師向けまで、幅広いレンジで心肺蘇生法の研修・講習を行っていますが、特に力を入れているのが「業務用の市民向け救命講習」です。 医療従事者以外の方ということで市民と表現し… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

ハロウィン雑踏事故 圧迫による死亡の原因は窒息。AEDは?

圧迫死の救命処置についての考察。圧迫による死因を理解すれば何を優先すべきかは見えてきます。AEDを装着しなかったことは大きな問題だったのでしょうか? この場合の救命の要は?
業務としての市民救急

バッグマスク人工呼吸における過換気の弊害に関する考察

とある中学校でAEDと一緒にバッグバルブマスクが用意されているのを見つけた、というSNSの投稿をきっかけに「過換気になるから危険」というニュアンスの意見を見ました。 人工呼吸の弊害として、空気の入れ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

救命技能の追加トレーニングを新設ーBLSブーストコース

BLSプロバイダーコースを受講した人のための手軽な追加トレーニング講習を作りました。高頻度訓練が技術維持のポイント、30分から1時間で技術をブラッシュアップ。BLS横浜受講者は無料です。
救命法普及と実行の方略

迷ったら胸を押せ、押しながら顔を見ろ!

心肺蘇生法の講習では、「疑わしければ胸を押せ」と伝えています。 呼吸があるのかないのか? 死戦期呼吸じゃないのか? この判断は非常に迷うため、特に市民向け救命講習では、10秒以内に正常な呼… (see more)
救命法普及と実行の方略

愛と勇気? いいえ、練習と自信です。

愛と勇気を前面に打ち出した救命講習は、素人向けの普及啓発のためのもの。業務として救護対応責務がある職業人向けには適していません。難しいからやらなくていい、ではなく、難しいからこそきちんと時間をかけてトレーニングをするのです。
業務としての市民救急

応急救護、免責されるのは「法的に義務のない第三者」

「失敗したら訴えられませんか?」救命講習でのそんな質問。一般市民なら「ハイ大丈夫です」ですが、学校教職員、介護職員、保育士、スポーツ指導者などは、その限りではありません。
蘇生ガイドライン2020

15秒前のプレ充電とは・・・最新 ACLS-2020 解説

ACLS-G2020で登場した心電図解析15秒前の除細動器プレ充電。新しいACLSのハイライトとも言えますが、テキストや映像からだとわかりにくいので解説しました。
BLS(心肺蘇生法)

ついに日本でも認可された全自動「オートショックAED」とその指導法

ボタンを押さなくても自動で電気ショックが実行されるフルオート式AEDが2021年7月に日本で初認可。これを踏まえて厚労省から救命講習指導法を変えるように通達が出されています。解説しました。
アメリカ心臓協会AHA

AHAプロバイダー eCard の印刷サイズが小さくなる問題

アメリカ心臓協会の BLS や ACLS プロバイダー eCard の印刷サイズが従来のカードより小さくなってしまう理由と、解決法を解説しました。
子どもの安全(小児蘇生)

保育園ではAEDは不要?

呼吸原性心停止が多いとされる子どもの救命。「ショック不要」が想定されるAEDの扱いについて、蘇生科学と法的問題を含めた組織リスクマネージメントの視点で考察しました。
ACLS(二次救命処置)

病院内の救急対応を学ぶなら、ACLS より PALS

院内急変対応研修のゴールはACLSではありません。ACLSは不整脈と心筋梗塞に特化した限定的な二次救命処置に過ぎません。救急全般をカバーしているのはAHAではPALSだけ。小児に限らず視座として救急を学ぶならPALSは欠かせません。
指導員養成と教育工学

経験学習 デブリーフィングのコツ

シミュレーション学習は、 1.やってみる 2.振り返る(内省) の2つのステップで構成されています。 やってみて、うまくできたら、「よくできましたね」と、試験合格みたいな雰囲気で終わってしま… (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

保育・学校での死亡事故対応の実際 〜調査報告書から学ぶ

小学校や幼稚園での救命講習で足りないのはリアリティ。実際の事故検証報告書を読むことで現場のリアルに少し近づけます。ぜひ報告書を読み、職員で意見交換をすることを強くお勧めします。
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

PALS 受講にBLS【資格】は不要です

PALS受講にBLS資格が不要な点は以前から変わりませんが、G2020版テキストでは、その点がはっきり明記されるようになりました。
BLS(心肺蘇生法)

AHA-BLS実技試験ーバッグマスクで実施するには

バッグマスクは一人法 BLS では推奨されていなかった バッグバルブマスクは、救助者一人による心肺蘇生では推奨しない。 これは AHA 蘇生ガイドライン 2010 で強調されていたポイントで… (see more)
蘇生ガイドライン2020

人工呼吸の重要性が見直された G2020 BLS 

蘇生ガイドライン2020版のBLSプロバイダーコースでは、随所で人工呼吸の重要性が強調されるようになりました。特に溺水という項目の新設とその内容には驚かれる方が多ことと思います。
蘇生ガイドライン2020

G2020新概念【CPRコーチ】 ACLSでこそ効果を発揮

ここのところ連日 ACLSプロバイダーコース を開催しています。 新しい蘇生ガイドライン2020 が発表されて、ACLS もG2020 版にアップデートされました。 日本語の教材が出ていないために… (see more)