BLS横浜

BLS(心肺蘇生法)

質の高い人工呼吸とは【救急蘇生】

溺水や子どもの救命で欠かせない人工呼吸。ただ空気が入ればいいというものでもありません。蘇生効果を上げるための質の高い人工呼吸のポイントとその指導法をまとめました。
蘇生ガイドライン2020

AHA蘇生ガイドライン2019アップデートが公開されました

先日、アメリカ心臓協会の蘇生ガイドライン2019アップデートが発表されました。 国際コンセンサス2015以後、ILCORとAHAは5年毎のガイドライン刷新をやめて、データがまとまり次第、その都度、ガイ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

服をはだけずにAEDパッドを貼れるか?

京都大学の研究結果で、女性へのAED使用率が低いとの報道されたせいか、今年は AED 装着時のプライバシー保護に関する話題が多かったように思います。 この点は、救命法の指導員の間では昔から変わらず出て… (see more)
救命法普及と実行の方略

依頼講習なのに「定形コース」で終わらすのはもったいない

依頼講習であれば、その母集団のニーズと特性に合わせてチューニングをした講習展開をすることができる、これはインストラクターとして願ってもないチャンスだと思いませんか?
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

PEARS®プロバイダースキルは、看護師としての基礎能力(not 小児専門)

アメリカ心臓協会のPEARS®プロバイダーコースの"P"は、Pediatric、つまり小児の意味ですが、そこで学ぶ内容を小児領域に限定してしまうのは、あまりにもったいない、というのがBLS横浜のスタン… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

意識・呼吸がある人には、AEDを使わない

ファーストエイド講習や、エピペン講習のシミュレーションでしばしば見受けられる場面ですが、「あなた119番! あなたAED!」というお決まりの台詞のあと、AEDが到着すると、苦しがっている模擬傷病者に対… (see more)
ファーストエイド

救急対応における記録の重要性

一般市民向けの救命講習と、救護責任がある人向けの救命講習が一緒ではいけないポイントは多々ありますが、今日は「記録」について取り上げます。 BLS横浜の業務プロバイダー向け講習、例えばBLSプロバイダー… (see more)
ファーストエイド

服に火がついたらどうする? Stop Drop & Roll !

昨日、名古屋の中学校での「服に火がついて大やけどをした」という報道がありました。焼けただれた腕の写真が公開されていて、印象に残っている方も多いかもしれません。 やけどのファーストエイドといえば、水で冷… (see more)
蘇生科学

心臓が停まっていない人に胸骨圧迫をしてもいいの?

心肺蘇生法の実施を躊躇させる原因はいろいろありますが、「本当に心停止なの? 生きてるんじゃない?」という疑心暗鬼は見逃すことができません。 結論から言えば、疑わしければ胸を押せ! なのですが、そうは言… (see more)
指導員養成と教育工学

履修主義と習得主義の違いーAHA講習は習得主義です。

ちゃんとしたACLSコースは2日 1日コースはインチキ というような意見をインターネット上で拝見しました。 BLS横浜では1日コースが基本なので、苦笑してしまいました。 1日とか2日とか、日数にこだわ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

服を切るトレーニング【AEDパッド装着】

今日は病院からの依頼でBLSプロバイダーコースを開催しています。 10分間のチーム蘇生では、いつもマネキンの服を3重くらいに着せて、いちばん内側は前開きにできないTシャツにしています。 いつもだと、皆… (see more)
指導員養成と教育工学

血液感染&教育工学セミナー in 日本医療教授システム学会

先日、埼玉の越谷ラーニングスタジオで日本医療教授システム学会セミナーを2本立てで開催させていただきました。セミナーの全内容をお伝えすることはできませんが、概要をご紹介します。 1.救命法インストラクタ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

心肺蘇生CPR/BLS 傷病者の服をはだけるタイミング

ここ数日、女性に対してAEDの使用率が低いという話題が飛び交っています。 女性に対してはAED装着をためらう傾向がデータ的にはっきりしたわけですが、心停止に対する救命処置では、どうしても服をはだける、… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

日本の医療従事者はBLSの半分しか知らない

最近では、看護大学など医療従事者の養成校でBLS教育がきちんと行われるようになり、病院に就職時の新人研修でもBLS練習があたりまえになって、「BLS、知ってます。できます」という人が増えてきました。 … (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

現実を考えたら、人工呼吸はやっぱりポケットマスク

子どもの心肺蘇生や、水辺の救命を考えたら、人工呼吸は必須で欠かすことのできないものです。 そのため保育園での救命講習では人工呼吸練習に重点を置いた講習展開をするのですが、そこで使うのは、ポケットマスク… (see more)
業務としての市民救急

市民が行う応急的に行う医行為ーそのリスクの比較

もともと市民向けの救急法の中には、医療行為は含まれない、というのが原則でした。 しかし、気づけば今はがっつりと医行為が入り込んできています。 除細動(AED) アドレナリン筋肉注射(エピペン®) 緊縛… (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

保育に従事する看護職に求められる役割講座 -4/20(土)

BLS横浜の直接の企画ではありませんが、保育園で働く看護師さん向けセミナーのご紹介です。 BLS横浜でもエピペン講習を巡っては、厚生労働省の「保育士等キャリアアップ研修」の講師を努めたり、公募での「エ… (see more)
ターニケット(止血帯)

ターニケット(止血帯)教育の課題

この4月から日本の市民向け救急法教育に止血帯(ターニケット)が導入されることが決まったことを受けて、BLS横浜では主に指導員相当の方を対象に止血帯に関する勉強会をなんどか開催してきました。 各方面で救… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

「大丈夫ですか?」 傷病者への声かけの仕方を考える

「大丈夫ですか?」 救命法講習ではおなじみの第一声ですが、この意味について少し取り上げてみようと思います。 意識ではなく、反応の確認 心停止を想定したBLS系の講習では「反応の有無」を見るために、肩を… (see more)
指導員養成と教育工学

BLSプロバイダーコースのARCS 学習の動機づけ

アメリカ心臓協会AHAのプログラムは、米国の蘇生ガイドラインを教える講習にも関わらず、日本で圧倒的に支持されている理由のひとつに、その教育手法の秀逸さがあります。 2003年頃だったでしょうか? 日本… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

救急隊員にとってのAHA-BLSプロバイダーコース

先日は熊本でAMRとして初開催のBLSプロバイダーコースでした。 PEARSではおなじみの Child Future熊本(CFK)との共催での公募開催だったのですが、もともと救急救命士から評判の高い … (see more)
BLS(心肺蘇生法)

人工呼吸のコツは「空気を入れすぎない」こと

昨今、市民向け救命講習では省略して教えるケースが増えているために、すっかり日陰者なイメージの人工呼吸。 しかし、家族を救う場合や、子どもの救命、水辺の事故、また医療従事者などにとっては、依然、重要な技… (see more)
業務としての市民救急

中学校での心停止事案、人工呼吸を巡る裁判

中学校での心停止事案で人工呼吸をしなかったことの過失を問う訴訟の報道がありました。診療所での判例では子どもの救命処置に人工呼吸は義務付けられているとの判断がされたケースがありましたが、中学3年生、学校教職員の対応ということで今回はどう判断されるのでしょうか?
ファーストエイド

ターニケット(止血帯)&血液感染講習 in 横浜

先週の金曜日、「ターニケット(止血帯)&血液媒介病原体」講習と題したオリジナル講習を開催しました。 この4月から、日本の救急法の中でも市民に向けて軍用ターニケットの指導が始まるということで、それに先駆… (see more)
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