雑記/日記一覧

消防団員のためのスキルアップ・ワークショップ

先日、とある消防団から依頼を受けて「心肺蘇生法の仕組みを理解する」というテーマでワークショップを開催させていただきました。
 
BLS横浜で12月に開催して同名無料セミナーに参加してくださった方が、ぜひうちの団員にも、ということで実現した企画です。
 
消防団の皆さんは、日頃から消防の応急手当普及員、応急手当指導員として心肺蘇生法の普及に務めています。受講者さんから質問に自信を持って答える糧になれば、ということで、日頃あまり語られることのない蘇生法の背後にあるサイエンスについて考えていただく機会としてみました。
 
参加者15名。皆さん、熱心にメモを取りながらの3時間でした。
 
消防団の皆さんは、総務省消防庁の枠組みの中で活動しています。消防の普通救命講習/上級救命講習の修了証は東京なら消防総監の名前で発行される、この業界では珍しい公的資格の一種です。
 
消防の講習は日本版ガイドラインを元にして作られた救急蘇生法の指針にもとづいて、策定されています。さらに具体的な指導法は、東京消防庁の然るべき部署から出された指導要録に従って指導されています。
 
なにもこれは消防講習に限った話ではないのですが、現場のインストラクターの立場からすると組織の上から通達された仕方に従って指導を行なっているのが現状です。その指導の中には、蘇生科学に基づいた重要なポイントもあれば、指導をしやすくするために考案した団体独自のやり方もあり、それらが渾然一体としているのが団体公認講習です。
 
不慣れな人を指導する上では、曖昧さがなく、きっちりと型を決めたほうが教える方も教わる方もやりやすい。それは事実です。しかし、作法が多すぎると、大事なポイントがぶれてしまう欠点もあります。
 
そこで指導員は、外してはいけない大事なポイントと、それほど強調しなくてもいいポイントを明確に理解しておく必要があります。つまり教える内容のウェイトを考えるということです。
 
なにが大事なポイントか? それは蘇生科学に根ざした根拠のあることに他なりません。
 
例を挙げれば、胸骨圧迫の時、肘を伸ばすことは本質ではありません。
 
「少なくとも5センチの深さで押せている」のが大事であって、きちんと押せているのであれば、肘が曲がっていようと、それは必ずしも修正するべき問題ではないのです。
 
そんな日頃皆さんが指導している上で、なぜ、そう指導しているのか? 本質的には何を目指してそう指導を行なっているのか? そんな点を考えてもらうことを目指してディスカッション形式でワークショップを進めました。
 
今回のワークショップのハイライトは、「ガイドライン2010時代のAED指導はどう変わるか?」というテーマだったんじゃないでしょうか?
 

ハートセイバーAED2010ではAED指導が実質的になくなった

 
これは、どこで話しても皆さん戸惑うポイントです。(AHAインストラクターの集まりで話をしたときも同じ反応でした)
 
今回、参加の皆さんには、まずAED指導で大事なポイントを3つ挙げてもらいました。
 
恐らく、現行の救命講習ではAEDに関して、かなり盛りだくさんな内容を教えているはず。その中でも特に大切なポイントを3つ。
 
そして、その3つのポイントは確実に受講者に伝わっているか? を考えてもらいました。結局、講習が終わってから受講者の中に残っているものはなんでしょう? という点です。
 
これは想像でしかありませんが、意外と「胸毛が濃い場合はパッドごと引き剥がす」がいちばん印象深く残ったりするんですよね。
 
そんなふうに大事だと考えるポイントが、日頃の指導の中で本当に強調して指導できているかを、各自で考えてもらいました。
 
この点、AHAの市民向け公認講習(ハートセイバーCPR AEDコースならびにファミリー&フレンズCPR)では、驚くべき英断をしています。
 
簡単にいえば、AED操作法は「教えない」「練習させない」という方策に打って出たのです。
 
これだけを聞くと、びっくりで「あり得ない!」という反応かもしれません。しかし、「自分たちでも考えている大事なポイントを受講者は確実に持って帰っているか?」を自問自答したときに、きっとAHAのやり方の意味と妥当性は理解いただけたのではないかと思います。
 
だからといって、AHA式にAEDを教えないことを推奨しているわけではありません。消防は消防の基準に則って動いているのですから。教えるべきことは教える。でもそのウェイトの置き方という点で、参考になれば幸いです、というのが私たちのスタンスです。
 
私たちが伝えたいのは、「考える蘇生」です。
 
市民救助者の行動レベルでは、条件反射でもいいと思いますし、その方がいいと思います。しかし指導員たるもの、その背後にあるものの意味を考えて、なにをどう伝えたらいいのか、判断できるようであってほしいと思っています。
 
それは必須スキルではないかもしれません。しかし、ステップアップしたいと願う救命法指導員さんには、数少ない学びの場として、私たちは所属団体に縛られない蘇生科学に根ざした学びの場を提供して行きたいと思っています。
 
 
ということで、こうした指導員のための勉強会を希望される方は、気軽にご連絡ください。
 
すでに都内の医大からの依頼セミナーが決まっており、春先には関西の医療系学生サークルからの打診もいただいています。
 
 
 


リアルなBLSシミュレーション

シムマンを使ったBLS講習   ホンモノのAEDで除細動体験
 
この写真はとあるBLSトレーニングの様子です。
 
おやっと思った方はさすがです。
 
使っているAEDはトレーニング用ではなくホンモノ。
 
マネキンは上半身だけのリトルアンではなく、本来はACLSなどに使われるSim-Man。
後ろのディスプレイには心電図波形も出ています。
 
機材環境は完全にACLSですが、しかし、あくまでBLS講習なのです。
 
 
実はこれは、AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコースの直後に行なった、オプションのシミュレーショントレーニングの様子です。
 
講習会場で床に置かれたマネキンを相手にして心肺蘇生技術を身につけても、それをそのまま臨床で活かせるわけではありません。
 
病院のベッドサイドでの心停止では、蘇生開始を阻む数多くの要因が潜んでいます。
 
ベッドがギャッジアップされている、枕が邪魔、ベッド柵を外さないと人工呼吸できない、ベッドがふわふわで胸骨圧迫が強く押せない、etc.
 
頭で考えれば分かることですが、いざ、それに直面してみると、思いのほか動けないことに愕然となります。
 
心停止を認識してから10秒以内に胸骨圧迫を開始する、これがAHAガイドライン2010の重要なコンセプトですが、講習会場では簡単に実現できても、臨床では相当困難です。
 
ですから、BLSをはじめ、緊急対応トレーニングは、本来はリアルな現場で、シミュレーショントレーニングを行なう必要があります。
 
BLS/ACLSは講習会場で訓練を受けたらそれで終わり、というものではありません。集合教育で身につけたスキルを実際の現場で応用するための第二段階が必要なのです。
 
その橋渡しとなるのが、冒頭のような出来るだけリアルな状況を再現したBLSトレーニングです。
 
始まりは「苦しい」とうめき声を上げる患者さんとの対応から。応援を呼ぶ、バイタル計る、酸素投与するなどをしているうちに意識消失&心電図波形は心室細動に。(sim-manは、苦悶の声や胸郭の呼吸運動、脈拍、血圧、酸素飽和度、心電図などをリアルタイムに再現できる高機能マネキンです)
 
すでに心停止になっているのを発見したという状況ばかりではないというのが現実です。非心停止の対応は普段臨床で行なっていることの延長。それが心停止になったときにBLSスキルという引き出しに切り替えることができるか?
 
ここはBLSスキルトレーニングでは学ばないノンテクニカルスキルの領域。
 
その後、BLSに突入してからは、ベッドのギャッジアップや、ベッド上のどこにAEDをおいたらいいか、ベッド柵をどのタイミングで誰が外すか、など、現実のこまごまとした問題に直面し、どうクリアしていくかという認知領域での訓練となります。
 
集合教育のBLS訓練の限界に気づき、日々のイメージトレーニングや部署ごとのシミュレーショントレーニングの必要性と、その効用に気づいてもらえれば。
 
もしかすると、BLSヘルスケアプロバイダーコースで身につけた「自信と満足感」は一瞬そがれるかもしれません。受講者のテンションが下がる場面があるのは事実です。しかし、「急変対応ができる」という本質的なパフォーマンスを考えたら、必要なステップです。
 
今回、ガイドライン2010の新しいAHA-BLS-HCPのDVDが中途半端なシミュレーション的な部分を一切外して、淡々とした技術練習に特化したのは、別途このような受講者の職場環境に合わせたシミュレーションを開催するもの、という前提を内包しているとも考えられます。
 
ちなみにこのようなトレーニングは、例えば、AHAも深く関わりがあるピッツバーグ大学WISERシミュレーションセンターの”First 5 minits”(コードチーム到着するまでの5分間の対応訓練)など、海外では広く行なわれているようです。
 
日本で、BLSやACLSのスキルトレーニングコースはだいぶ普及してきました。
 
次はそのスキルを実行可能なパフォーマンスに挙げるための、シミュレーションを展開できる体制の整備が必要な時代に突入しつつあります。
 
 
 


BLS~病院をあげての取り組み

千葉のとある病院でAHA-BLSヘルスケアプロバイダーコースを開催しました。
 
AHA心肺蘇生ガイドライン2010BLS講習
 
こちらの病院では病院職員のスキルアップのために病院としてAHA-BLSコースの導入を進めています。看護職員にAHA-BLSインストラクター資格を取らせて、ゆくゆくは病院職員だけでAHA公認BLSコースを開催していくことを目的に、積極的に活動を展開しています。
 
病院職員の急変対応力アップ、ならびに院内インストラクターのサポートとして私どもが関わらせていただいています。
 
この日の受講生は看護師長さんたち。
 
院内普及のためにはまずは管理者から、ということですばらしい取り組みです。
 
 
さすがこれまで経験の豊富な方たち、相次ぐ鋭い質問に私どもスタッフも俄然力が入ります。
 
特に日本ではまだ普及していない新しいガイドライン2010に関しては関心が高く、変更の理由を踏み込んで説明させていただきました。
 
考えようによっては簡略化されすぎているとも思われがちなAHAガイドライン2010のBLS手順ですが、その変更の意義については大きくうなづき、納得いただけたようです。
 
向こう数ヶ月の間に何回かサポートさせていただき、その後は病院内のインストラクターだけでAHA公認コースを展開していけることを目指しています。
 
器材の準備と撤収には、院内インストラクターのほか、副院長自らが積極的に行っていただけるほどで、病院としてのすばらしい熱意を感じた1日でした。

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災害 - 思いの発露としての救命スキル習得

人のために何かしたいと思う気持ち。
 
災害支援。
 
ボランティア。
 
 
 
そんな「思い」をつなぐ共通項、そこに心肺蘇生法や救急法がある。
 
 
そう強く感じるようになりました。
 
 
水も電気もなく、風呂はおろか手を洗う水さえないところに自ら出向き、被災者の方たちと同様、体育館の床に寝泊りをしての現地での支援活動。
 
 
現場に行くことができない人たちも、何かしたいという思いから、さまざまな活動を始めています。
 
自分にもできることがあるかもしれない。
 
そんな思いに即呼応するひとつが、人のためになる技術を身に着けること。
 
震災発生後、救命講習への問い合わせが増えました。
 
 
一人一人の力は小さいかもしれない。
 
また私たちが伝えられる人数は限られています。
 
しかし、何かしたいという思いに応えることは、この先の大きな可能性を秘めています。
 
 
 
心肺蘇生法や救急法は、人のために何かしたいと思う気持ちの入り口。
 
そう考えます。
 
皆様の気持ちを受け止め、できれば増強して、次につなげていくのが私たちの使命。
 
 
震災により横浜周辺にも少なからずの影響が出ています。
 
遠方からの受講希望者も多いため、交通機関への影響等も考え、いったんはすべての講習を順延としました。
 
しかし皆さんの熱い思いに応えるため、万全ではないのは承知の上で、活動を再開します。
 
 
現在、各日程を調整中です。
 
どうぞ今後のウェブでの告知にご注目ください。
 
 

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「帰宅難民」への備え

3月11日の地震発生の際、東京・横浜では交通が麻痺し、たくさんの帰宅難民が発生しました。
 
これを機に、普段の何気ない通勤・通学を見直そうと考えた方は多いのではないでしょうか?
 
そこでお勧めしたいのが下記のようなお助けグッズの携行です。
 
サバイバルグッズ的なものは、こだわりだしたらきりがないのですが、都市部を想定した是非これだけは! と思うのはこんな感じです。
 
 1.携帯電話(スマートフォン)
 2.携帯電話バッテリーの予備
 3.小型LED懐中電灯
 4.エマージェンシーブランケット
 
地震発生直後から携帯電話はほぼ通じなくなりました。電波は入るものの回線が混雑して通話はまず無理で、携帯メールも大幅に遅延したり、送信できなかったり。
 
そんなときでも実はインターネット回線は比較的すいていて、ウェブの閲覧や、Gmailなどのウェブメールは普通に使えていました。
 
なにより大活躍だったのはTwitterです。
 
一番情報が早かったのはTwitterですし、助け合いの輪が生まれたのもTwitterです。電車の運行状況や震源地情報、さらには「○○駅周辺では□□ホテルがロビーを避難所として開放した」というラジオではなかなか流されなかったローカル情報が次々と流れ込んできて、その威力を感激のうちに実感しました。
 
出先で地震にあって帰路が立たれた場合、Twitterを使っている人そうでない人では圧倒的な違いがあったはずです。
 
きっと携帯電話で情報収集していた人は画面に釘付けだったと思いますが、そうなると心配になるのが電池の持ち。特にiPhoneなどのスマートフォンは普通に使っていても電池が2日と持ちませんから、予備電池の携行は欠かせません。
 
 
小型LEDライトに関しては、地震発生時、デパートや地下街などにいた人は必要性を痛感したはずです。
 
明かりが消えた店内で余震を気にしつつもパニックを起こさず、屋外に出るのは難しいです。
 
携帯電話の画面も真っ暗闇ではほんのりとした照明にはなりますが、避難をするための明かりとしては心もとないのが現実。
 
そこで小型のLEDライトを通勤かばんに忍ばせておくことをお勧めします。最近のLEDライトは小型でありながら驚くほど明るいです。理想は頭につけて両手をフリーにできるヘッドライトですが、通勤常備用としては単3や単4電池一本で光るような懐中電灯タイプでも十分。
 
blanket.jpg
 
最後はエマージェンシーブランケットですが、これはAHAのハートセイバー・ファーストエイドコースでも皆さんに使用体験をしてもらっている大きなアルミホイルのような保温グッズ。
 
折りたたむとこぶしより小さなコンパクトさですが、広げて全身を覆えばとても暖かく、冬場でも屋外で夜を明かすことができます。
 
もともとは宇宙開発で作られたもののようですが、登山などの緊急用や、救急隊の保温シートとしても使われています。
 
これをかばんに忍ばせておけば、最悪どこかで夜明かしすることになったときでも寒さからは救われます。
 
ほんとにこんなもので、とお思いかと思いますが、その暖かさはどうぞファーストエイド講習で体感してみてください。
 
私の個人的な経験ですが、真冬の2月にこのシートを使って公園のベンチで野宿した経験があります。当初は夜明かしをするつもりでしたが、シートのおかげで寒さもなくすっかり寝入ってしまい、朝、寝過ごして人々の視線が恥ずかしかったのを思い出します。
 
 
まだ余震が続く横浜ですが、これを機になにか、と考えている方がいらっしゃったら参考にしてください。
 
 

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中学校での心肺蘇生法AED講習

この週末は、中学校で心肺蘇生法講習を行ってきました。
 
中学校での心肺蘇生法AED講習のひとコマ
 
3年越しで担当させていただいているのですが、今回は新しくなったガイドライン2010バージョンで行いました。
 
日本版ガイドライン講習としてはまだ日本国内では始動していませんから、中学校の授業の一環としては、全国でも珍しい取り組みとなったはずです。
 
立ち会っていた先生を含め、大好評のうちに終了することができました。
 
 
 
新しい蘇生ガイドラインでは、呼吸確認法が大きく変わりました。
 
気道確保 + 「見て聞いて感じて」
 
ではなく、「胸の動きを見て」確認するだけになりました。
 
この部分は、生徒さん同士で寝てもらい、正常な呼吸の胸の動きを互いに確認してもらいました。
 
難しいかなとも思いましたが、皆さん、はっきりと正常呼吸の胸の動きはわかっていただけたようです。
 
気道確保という難易度の高い手技、また頭と顎に触れるという心的抵抗のある行為がなくなったおかげで、なにかと多感な年頃の生徒さんたちでも、スムーズに取り組んでもらえたと思っています。
 
 
大人になるまえに心肺蘇生法というものを知る機会、体験する機会があるというのは大きなことだと思います。
 
人は大人になると、取り巻く情勢が複雑になり、直感的に感じたとおりに行動できなくなります。
 
目の前で人が倒れた、という至極単純な事象でさえ、考え込んでしまって駆け寄るという行動ができません。
 
そこで、小さな時分から、倒れた人をみたら「大丈夫ですか?」と声をかけるものなんだと教わり、シミュレーションで体験していると、大人になってからも潜在的に残るものは違ってくるのではないでしょうか?
 
誰もが、困っている人を見過ごさない社会を作るために―。
 
今回は依頼による出張講習でしたが、BLS-AED.net横浜では、「親子で学ぶ心肺蘇生法講習」など、お子さんにCPRに興味を持ってもらう機会を提供してきました。
 
今後も機会をいただければ、学校や子どもを対象としたAED教室を企画していきたいと思っています。

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2010年を振り返って

12月26日の小児救急法フルコース(AHA Heartsaver AED+Family & Friends First Aid for Children)を持ちまして、2010年のBLS-AED.net横浜の講習活動が終了しました。
 
思い返せば、今年は上大岡から横浜にメインの講習会場を移し、仲間のインストラクターも増えて、大きくパワーアップした年でした。
 
テレビ取材を受けたり、なんてこともありました。
 
 
 
2010年中にBLS-AED.net横浜が開催した講習会の延べ回数は、69回。
 
受講者延べ人数は、359名。
 
内訳を見てみると、今年は意外にもACLSプロバイダーコースやPEARSプロバイダーコースなどの二次救命処置プログラム開催が多く、反対に定番だったBLSヘルスケアプロバイダーコースが若干少なめ。
 
またBLSやCPRだけではなく、ファーストエイド系のプログラムが充実していたのが特徴的です。
 
 
日本国内ではBLSヘルスケアプロバイダーコースとACLSプロバイダーコースしか提供していないトレーニングサイトや活動拠点が大半の中、気づけば、BLS-AED.net横浜での開催コースバリエーションでは間違いなく日本一となっていました。
 
BLS for Healthcare Provider
Heartsaver AED
Heartsaver First Aid
Heartsaver Bloodborne Pathogens
Family & Friends CPR
Family & Friends First Aid for Children
ACLS Provider
PALS Provider
PEARS Provider
 
Core Instructor Course
BLS Instructor Course
Heartsaver Instructor Course
 
中でも日本ではBLS-AED.net横浜でしか開催していないのが、ファミリー&フレンズ・ファーストエイドforチルドレン(FF-FA)。
 
今年になって本格稼働をはじめましたが、これが大当たりでした。
 
子どもは心停止になってしまうと予後が悪いため、早めに気づいて心停止に至らせないように予防するのが大事。
 
そういった意味で、子どもの救急法はとても大事なのですが、日本ではなぜか子どものファーストエイドを教えるプログラムがあまりありません。(特に公的団体によるものは)
 
しかし学びたい人は沢山います。そんなところにジャストフィットしたのが、このアメリカ標準のFF-FAでした。
 
 
血液に触れる可能性がある職業の方のための血液媒介病原体対策を学ぶ Heartsaver Bloodborne Pathogens も密かに人気でした。
 
医療従事者以外で、どんな需要があるのだろうと思いながらも開催してみると、思いも寄らぬ職種の方が受講に来てくれたり、また感染対策専門の医師や看護師などからも、高い評価をいただき、日本でも意外と需要があることに驚きでした。
 
 
 
この年末から、BLS-AED.net横浜のAHA講習は、基本的にすべてガイドライン2010対応に切り替わりました。
 
より良い講習提供のために独自に資料を作成したり、ガイドライン2010対応準備がまだまだ忙しい状況ですが、来年度も皆さまの期待に応えて、幅広いジャンルで講習提供していきたいと思っています。
 
2010年は日本で未開催のAHA ECCプログラムの日本導入並びに普及に力を入れた年でしたが、来年はこれらの教育プログラムを通して培ったノウハウを活かして、BLS-AED.net横浜独自の講習プログラムの開発ならびに提供にも力を入れていきたいと思っています。
 
より使える救急対応技術と実践力を目指して、BLS-AED.net横浜はよりクリエイティブに活動展開していきます。

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ハワイよりAHAプロバイダーカードが届きました

ハワイのAmerican Medical Response AHAトレーニングセンターから、AHAプロバイダーカードがまとめてどどんと届きました。
 
 
ハワイAMR-TC発行AHA-USプロバイダーカード
 
 
これから皆さまへの国内発送作業に入ります。
 
 
 
残念ながら一部、カードの到着が前後しているようです。
 
まだの方は申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。
 
 
 

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アメリカ心臓協会コアインストラクターコース終了!

今日は、世界最高峰とも言われる心肺蘇生法教育を世界中で展開しているAmerican Heart Association(アメリカ心臓協会:AHA)のインストラクター教育コースを開催してきました。
 
その名も、コア・インストラクター (Core Instructor) コース。
 
インストラクターとして教える際の中核(コア)となる基本原理を学ぶコースで、内容を一言で言うなら成人学習基礎コースといったらいいでしょうか?
 
 
実は私たちが知っている「教育」の原型は、小学校にあり、実はこれは児童教育。
 
子どもに物事を教えるための手法です。
 
分別のある大人に物事を教える際に、この児童教育の手法を使うのは実は無理があるということは日本ではあまり知られていません。
 
大人には大人の学習形態があるのです。
 
子どもは訳もわからず無我夢中で暗記をしたり勉強に励むことができます。
 
しかし大人は、なぜそれを学ぶのか、それを学ぶとどんなメリットがあるのか、といった動機付けがない限り学習は進みません。
 
大人の特性を踏まえた適切な学習・教育方法とは?
 
そんな理論がアメリカにはあります。
 
大人による大人のための教育、学習支援を行うための方法を学ぶのがコアインストラクターコースです。
 
 
いちおうAHAのインストラクターになるためには絶対に履修しなければならないカリキュラムですが、教育の基本原理を学ぶコースですから、何にでも応用が利きます。
 
今回も実際に、AHAのインストラクターを目指しているわけではなく、自動車教習所での「教え方」の参考にしたいといって受講くださった方もいました。
 
 
人に物を教えるすべての人に知ってほしい内容。
 
受講した人はみんな口を揃えて言います。
 
BLS-AED.net横浜では、これまでAHA-BLSインストラクターを目指す人を対象に何度か開催してきました。
 
しかし、今回の思ったのは、「成人学習基礎コース」という名目で、もっともっとオープンな感じで、積極的に開催してもいいのかなという点。
 
公募でAHAコアインストラクターコースを開催している場所は、おそらく日本には3箇所くらいしかありません。
 
ただでさえ、他のAHAトレーニングサイト(活動拠点)の何倍ものレパートリーが広い講習を展開しているBLS-AED.net横浜ですから、なかなか時間を取るのも難しいのが現状ですが、皆さまからのリクエスト次第では今後の展開を考えていきたいと思います。


横浜で最もコストパフォーマンスの高いBLS講習

この前の日曜日は、久々のBLSヘルスケアプロバイダーコースでした。
 
医療従事者と救命のプロフェッショナルのための心肺蘇生法講習です。
 
BLS-AED.net横浜のAHA-BLS講習の特徴は、医療従事者以外の方の受講が多い点。
 
反対に受講者が医師・看護師だけということはめったにないかも知れません。
 
 
それだけ、多様性のあるコース運営を心がけています。
 
今回は保育士さんをはじめ小児の蘇生に関心がある方が多かったので、子どもと大人の心停止の原因の違いを詳説しながら進めてみました。
 
とかく医療従事者向けの難しい内容というイメージがありがちなBLSヘルスケアプロバイダーコースですが、より的確な救命スキルを求めて、志の高い一般の方が受けてくださるのをいつも頼もしく見させてもらっています。
 
 
 
今回、最後のアンケートで受講料についてご意見がありましたので、この場を借りてお返事させていただこうと思います。
 
「受講料がもっと安ければ、、、」
 
というのがそのご意見。
 
確かに安くはありません。
 
しかし、BLS-AED.net横浜で開催しているAHA-BLSコースは、横浜地区の近隣相場からすると比較的リーズナブルなはずです。
 
 ■BLS-AED.net横浜:1万6千円(USカードの場合は1万8千円)
 
 ◆団体A:1万8千円
 ◆団体B:2万1千円
 ◆団体C:1万3千円
 
 
最安値、ではありませんが、受講者に1体のマネキンを使ってもらうコースクォリティからすると横浜市内ではもっともコストパフォーマンスが高いコースを提供していると自負しています。
 
ヘルスケアプロバイダーコースの場合は、米国の医療従事者に必須の「ライセンス」を発行する関係上、社会的な啓蒙の意味での「普及コース」ではありませんので、どうしても受講料は高くなります。
 
 
ライセンスは要らないから安く技術を習得したい! ということでしたら、同じAHAの中でもコミュニティーコースと呼ばれるファミリー&フレンズCPRプログラムという選択肢もあります。BLS-AED.net横浜では少人数制でやっていますので、ご要望があれば+αとして、そこに高度な内容を盛り込むことも可能です。
 
 
またBLSヘルスケアプロバイダーコースを一度受講してくださった方には、その後無料の見学参加をお勧めしています。受講者が少なかったり、キャンセルがあってマネキンの空きがあれば受講者と同じように練習をしてもらっています。
 
 
 
 
あらゆるニーズに応える救命講習プログラムを提供するのがBLS-AED.net横浜の社会的使命と考えています。
 
特別なご要望がありましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
 
 

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