活発な質問が飛び交うBLS講習会

先週末は、医療者レベルの心肺蘇生法を身につけるBLSヘルスケアプロバイダーコースを午前/午後で2回開催しました。
 
受講者は、医師、看護師、救急救命士を目指す学生さん。インストラクター側も看護師、救急救命士、臨床検査技師とバラエティに富んだメンバー構成でした。
 
質問が飛び交う活発な講習会で、インストラクター側も大いに学ばせてもらった楽しいコースでした。
 
アメリカ心臓協会AHAのBLSコースは、テキストを購入して事前に予習をしてきてもらうことになっていますが、英語の翻訳のため、ちょっとわかりにくい部分があったりします。
 
そうした部分はコース中にインストラクターが補足説明をするのですが、今回はとても熱心な受講生さんがいて、こちらが話す前にどんどん聞いてきてくれて、受講生の皆さんとインタラクティブに学びを深めていくことができた感じでした。
 
一方的に伝えるのではなく、「どうしてでしょうね?」と質問を別の言葉に言い換えてヒントを含めつつ、受講者の皆さんに質問で返すことがあります。
 
そうして、受講者の方から、「あ、こうだ!」と答えが出たらしめたもの。
 
自分で考えて気づいたことは、忘れません。
 
こんな受け答えの中から学んでいくというのは、手が届く範囲の少人数コースゆえの強みです。
 
 
もちろん、マネキンは受講者1人に1体。
 
疲れるくらいの練習で体で技術を覚え、頭でしっかり理解して、自信をもって帰途についていただけたと確信しています。
 
 

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市民向け救急法講習at東京茗荷谷(AHAファミリー&フレンズプログラム)

かねてから予告していた、アメリカで大人気の市民向け救急法講習プログラム American Heart Association の Family & Friends プログラムの公募開催が決定しました。

東京都文京区、茗荷谷において、12月13日(日)12:00~17:00で開催します。

アメリカ心臓協会のファミリー&フレンズ・プログラムは2種類あって、心肺蘇生法を学ぶ”CPR”と、子どものケガや急病への対処を学ぶ”ファーストエイド for チルドレン”に分かれていますが、今回は2つ合わせて約5時間で開催予定です。

1日で、ケガや急病、そして心停止や窒息に対応できるようにトレーニングしていきます。

ファーストエイドに関しては、主に子どもを想定していますが、大人の急病・ケガにも充分応用できるものです。また大人特有の急病についても補助レクチャーを追加する予定です。

詳細とお申し込みは、下記のページよりお願いします。

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会場を東京に移してHS-AED公募コースを開催

これまで横浜市内で講習会場として利用していた施設が使えなくなり、公募の蘇生講習はしばらくお休みしていましたが、新しい会場の目途がつきました。

京都科学 MEMトレーニングセンター (京都科学東京支店内)

〒112-0002 東京都文京区小石川5丁目20-4
地下鉄・茗荷谷駅より徒歩5分(東京メトロ丸ノ内線)

東京の池袋から地下鉄で2駅の便利な場所です。

ここで、日本医療教授システム学会が主催する「茗荷谷・患者安全トレーニングプログラム」の一環として、AHAハートセイバーAEDコースの開催を担当していく予定です。

初回は12月12日(土)を予定しています。

ホームページでの告知をご参照ください。

また、

ファミリー&フレンズ・ファーストエイド for チルドレン

ファミリー&フレンズCPR

の二本立ての市民向け講習会も、上記、東京茗荷谷会場で展開していくことを計画中です。

こちらは可能であれば12月13日(日)の12時~17時の予定で開催したいと考えています。

決定しましたら、同じくホームページで公示します。

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蘇生教育のクォリティ

昨日は、某中央省庁からの依頼で霞ヶ関に出向いての救命講習でした。

受講された皆さんは、国際イベント現場責任者の方々。

いざというときには、率先して救護活動にあたり、その場のリーダーとして活躍しなければいけない人たちです。

感染防護具(フェイスマスク/ポケットマスク)の使い方を含めたセミプロとしてのスキルを体で覚えてもらうコースでした。

去年も同様の企画のため、心肺蘇生講習を開催したそうですが、その際は14名程度の受講者に対して練習用マネキンは3体程度だったとか。

今回は、一人に一体のマネキンを用意し、実践可能な力をつけるためのクォリティを実感してくださったものと思います。

講習の最初の話でもありましたが、心肺蘇生法も、受講者の立場や目的に合わせてきめ細かく内容を変えていくことが大切です。

見ず知らずの人に救助の手をさしのべなくてはいけない立場の人に、口対口人工呼吸しか教えないというのは十分とは言えません。

なぜ助けるのか?

愛する人を救いたいから。

助けなくてはいけないから。

実は、同じ蘇生行為でも入り口が違うと、全体に貫く基本的な考え方、スタンス、モチベーションの取り方が全然違ってきます。

こうした多様性に対応できるのが、プロの蘇生インストラクターだと思います。

私たちは、マストレーニングを中心としたボランティア活動では終わらない、多様なニーズに応えられるプロ集団でありたいと考えています。


BLSヘルスケアプロバイダー受講者募集10/4、24、11/1

ここのところずっと市民向けのハートセイバーAEDコースと、ハートセイバーファーストエイドコースを続けて公募で開催してきましたが、会場の確保が難しくなったため、しばらくお休みします。

代わりに横浜市内の医療機関で継続開催している医療従事者レベルの高度な一次救命処置コース、BLSヘルスケアプロバイダーコース のご案内をしていきたいと思います。

アメリカ心臓協会(AHA)の公認BLS資格が発行されるコースで、循環器専門医や麻酔科専門医の認定条件の一つにもなっているコースです。

医療機関の職員限定の非公募コースなのですが、ここのところ募集人員に達しないことが増えてきたので、一部一般にも開放していきます。

いちおう受講枠に空きがある場合に限り、ということになりますが、先着順若干名でしたら、ほぼ受講いただけるはずです。

主に病院内を想定した高度な蘇生法を練習するコースですので、医療資格をお持ちでない方の場合、少し戸惑う部分もあるかもしれませんが、事前に教科書で予習してきていただければ、当日は比較的少人数制で行いますので、インストラクターの方で十分なフォローができるはずです。

現在、募集中のコース日程は下記の通りです。

 ・10月4日(日)
・10月24日(土)
・11月1日(日)

場所は横浜市内の医療機関。現時点では場所ははっきりは申し上げられませんが、京浜急行沿線で駅から歩いて10分程度の場所です。

受講料は原則非公募コースのため14,000円と格安。
(しかもアメリカ登録の修了証を発行するコースです)

受講を希望される方は、下記ページからお申し込みください。

 

 

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脳卒中の症状を見分けて、素早く通報!

最近、救急法講習のなかで、脳卒中について説明することが多くなってきているようです。

医療系のメーリングリストや、mixiの応急手当のコミュニティで、どうやって脳卒中について説明するか、みたいな議論が目立っています。

脳卒中は、昔も今も、日本人の死因の三大原因の一つで大きくは変わらないのですが、なんでいま脳卒中なのかというと、去年、一昨年あたりからISLSという、脳卒中への対応を訓練する標準化プログラムが完成して、医師、看護師、救急救命士を中心として爆発的に普及が始まったという点が大きいのだと思います。

脳卒中は、本人や周りの人がその症状に気づいて、素早く通報して、救急車で適切な病院に行けば、後遺症が残るリスクをかなり低くすることができます。

ポイントは、まずは症状を知っていること、そして少しでも怪しいと思ったら「様子を見よう」などと悠長なことを言わずに、大げさに思えても119番通報すること。

たったこれだけなので、愛する人を寝たきりにしないで済むのです。

これを市民向け講習に含めて、脳卒中で寝たきりというの激減させようというが最近の動きです。

ということで、BLS-AED.net横浜でも、ホームページ内で脳卒中の対応について取り上げてみました。

どうぞ、本記事をご覧ください。

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AHAハートセイバー・ファーストエイド受講枠若干残あり

かねてから公募していた9月12日に横浜で開催するアメリカ心臓協会公認の、

ハートセイバー・ファーストエイド

ハートセイバーAED

講習会ですが、ハートセイバーAED講習は受講希望者が多く、現在キャンセル待ち状態となっています。

ハートセイバー・ファーストエイドに関しては、まだ若干名、参加の余地がありますが、どなたか受講を希望される方いらっしゃいませんか?

今までの開催時とは違って、今回はアメリカ・ハワイにあるAmerican Medical Responseトレーニングセンター主催としてコース開催します。

修了カードはもちろんAHAアメリカ心臓協会公認のカードなのですが、今回はその発行元が日本国内ではなく、ハワイであるという点がちょっと違います。

本来なら、アメリカのハワイに行って受講しなければ手に入らない、本場アメリカ発行の修了証が日本にいながら取得できてしまうというのが今回のコースです。(裏面の印字がちょっと違うだけなのですが、詳しくはこちらのブログ記事をご参照ください)

日本国内では、(公募コースとしては)東京と横浜、福井でしか開催されていない特別なコースです。

トップページから申し込みページへ飛べますので、よければ受講をご検討くださいませ。


気軽に学べる子どもの応急手当~AHAファミリー&フレンズ・ファーストエイド

9月から新しい救急法プログラムを開始します。

ファミリー&フレンズ・ファーストエイド for チルドレン
Family & Friends First Aid for Children
気軽に学べる子ども応急処置プログラム(1時間半)

子供のファーストエイド(応急手当)を専門に学ぶコースですで、心肺蘇生法や救急法では世界のフラグシップ団体として知られているアメリカ心臓協会AHAが開発した教育プログラムを、日本ではじめて開催します。

これまでもBLS-AED.net横浜では、ハートセイバーファーストエイドコースというアメリカ心臓協会公認コースを開催してきましたが、何が違うのかというと、まずは、大人を対象としているか子どもを対象としているかという点です。

ハートセイバーファーストエイドコースは大人の救急法ですから、心臓発作や脳卒中の対応などがとても重要になります。

しかし子どもの場合、脳卒中・心臓発作はあまりありませんので、ファミリー&フレンズ・ファーストエイド for チルドレンには、これらは含まれていません。反対に多いのがぜんそく発作や、痙攣など。

こんな点がまず違います。

あと一番の大きな違いは、ファミリー&フレンズ・プログラムは受講料が安価で開講できるという点でしょうか。

というのは、ファミリー&フレンズ・プログラムはアメリカでは公的なライセンスである修了カードがありません。

つまり資格認定が目的ではなく、本当に必要な人に幅広く知識を持ってもらいたいというコンセプトで設計されたコースですので、カード発行手数料が不要でテキスト代も安く、教えるインストラクターもボランティアベースで開催するためです。

日本では、どうしても教材の輸入でアメリカに比べて多少値段は上がってしまいますが、BLS-AED.net横浜では、一人あたり千円程度で開催していきたいと思っています。(日本では、BLS-AED.net横浜以外で開講しているところは無いはずなので、受講料の国内相場は存在しません)

(※公募コースの場合、会場代を捻出するためにもう少しいただく必要があります)

1時間から1時間半で、赤ちゃんや子どもたちを危険から守る方法、いざというときにどうしたらいいか手軽に学べます。

すべてのお父さん、お母さん、またこれからパパ/ママになる人に学んでほしいプログラムです。

アメリカでは大人の常識ともいえる子どものための救急法(ファーストエイド)。

ぜひ本場アメリカの雰囲気で学んでみませんか?

まだ公募はしていませんが、9月12日(土)の18時頃から、横浜上大岡で開催予定です。受講希望の方はフォームメールからご連絡お待ちしています。(今回は受講料は500円程度の予定です)

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心肺蘇生の仕組み その1 胸骨圧迫

心肺蘇生法(CPR)とついつい一言で言ってしまいますが、心肺蘇生法っていったい何なんでしょう?
 
胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸、それにAEDによる電気ショックが、心肺蘇生法なのですが、なんのためにそれらを行う必要があるのかという理屈はあまり詳しく説明されることがないかもしれません。
 
技術は体で練習して身につけるしかないのですが、理屈がわかっていれば手順で混乱したり迷うことも少なくなるはず。
 
そこでここでは、心肺蘇生の基本となる仕組み・理屈をお話したいと思います。
 
 
 
心肺蘇生法を実施しなければいけない状態というのはどんなときでしょう?
 
呼吸をしていなくて、心臓が動いていないとき = つまり、心肺停止のときですね。
 
自分で呼吸ができない状態になっているから、口から息を吹き入れて、呼吸を助けてあげる、心臓が停まっていて血液を全身に巡らすことができていないから、体の外から心臓を(間接的に)圧迫して、あなたの手で心臓の代わりをしてあげる、これが基本です。
 
 
さて、ここで問題です。
 
人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、どっちがより重要だと思いますか?
 
 
ちょっと難しい質問だったかもしれませんね。
 
それでは、別の質問をします。
 
あなたは、何秒間息を止めることができますか?
 
10秒? がんばれば30秒くらいいけますか?
 
それでは、もうひとつ聞きます。
 
あなたは心臓を何秒くらい止められますか?
 
 
 
 
これが「人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、どっちが大事か」という質問の答えです。
 
 
心臓が止ると数秒後には意識がなくなって倒れてしまいます。
 
 
実は皆さんもこれとよく似た体験をしたことがあるはずです。
 
立ちくらみとか、貧血で頭がクラクラしたり、倒れた経験ありませんか?
 
これが実は一時的な心停止に近い状態です。
 
急に立ち上がったりすると、脳に血が行かなくなって、脳からみたら心停止みたいな状態になります。
 
貧血で目の前が真っ暗になって倒れそうになる、、、
 
 
心肺蘇生中に皆さんが胸骨圧迫の手を止めると、その度に患者さんの体の中ではそんなことが起きているんです。
 
心肺蘇生中は、皆さんの胸を押す手が心臓なのです。
 
心臓が一瞬たりとも動きを止めずに拍動しているように、皆さんも絶え間なく胸を押し続ける必要があります。
 
 
 
もう一度、聞きます。人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、どっちが大事ですか?
 
 
もう皆さん自信を持って答えられますね。
 
 
 
「胸骨圧迫です!」と。
 
 
ですから、BLS-AED.net横浜の講習会では、胸骨圧迫心臓マッサージをひたすら練習します。
 
これでもかってくらいにマネキン相手に練習してもらいます。
 
まるで筋トレをしているのかと思うくらいに胸を押してもらいます。
 
 
そうなんです、心肺蘇生法というのは実はスポーツと同じ。
 
体で覚えるものです。
 
 
ですから、心肺蘇生法を身につけるには練習に練習、さらに練習。
 
 
BLS-AED.net横浜の講習会では、練習量の確保に最大に気を遣っています。
 
ですから、1体のマネキンを10人近くで使い回すような講習は行いません。
 
プロとしての技術を身につける必要がある人には、一人に一体のマネキンを用意する、これがBLS-AED.net横浜のポリシーです。

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ボランティア・インストラクター公募開始

BLS-AED.net横浜では、医師や看護師を対象としたプロとしての蘇生技術を指導する有料講習から、市民のための無料講習まで幅広く開催していますが、こうした活動を支えてくださるボランティアスタッフを募集しています。

救急蘇生法ボランティア・インストラクター募集中!

資格や指導経験の有無は問いません。

心肺蘇生法とその指導方法についての勉強会を随時開催していきます。

私たちと一緒に勉強しながら、自分自身の蘇生技術・指導技術を維持、研鑽していきませんか?

現時点では、会費等はいただいていませんので、どうぞお気軽に上記ページよりご登録ください。

各種団体での蘇生インストラクター資格をお持ちの方、看護師さん、ライフセイバーの方なども大歓迎です。

希望する方には、アメリカ心臓協会BLSインストラクター/ハートセイバーインストラクター資格取得への道も開けます。

どうぞご一考ください。

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