薬剤投与や、マニュアル除細動器、不整脈への対応や、急性冠症候群や急性期虚血性脳卒中の管理などを含みます。
シミュレーションによるチームトレーニングを通して、現場では欠かせないノン・テクニカルスキルを習得します。

1日でACLS資格を取得
通常は受講に2日を要するACLSプロバイダーコースですが、BLS横浜では、マネキン1体あたりの受講者人数を4名までに制限することで、交代回数を減らし、コンテンツを損なうことなく1日に短縮した1日コースを標準としています。日頃蘇生に携わる医師や、ER、ICUの看護師に好評を頂いています。
ゆったりと学びたいナース向けに2日コースも提供しています。2日コースは時間的にゆとりがあるので、モニター心電図と蘇生科学の補講をオプション追加しています。また希望者にはBLSプロバイダー資格の同時取得も可能です。
BLSプロバイダー資格不問
受講に際して、成人BLSを習得していることが求められていますが、AHA規約上、BLSプロバイダー資格は必要ありません。成人への一般的なCPRとAED操作をご存知であれば、AHA-BLSプロバイダーコースの受講経験がない方でもご参加いただけます。
ハワイ州USプロバイダー資格を発行
BLS横浜は、米国ハワイ州にある American Medical Response ナショナルトレーニングセンターと提携しています。
日本国内の日本医療教授システム学会AHA国際トレーニングセンター(JSISH-ITC)のプロバイダーカードの他、米国ハワイ州の US-ACLS Provider 資格を発行しています。
電子認証 eCard
資格証であるACLSのプロバイダーカードは印刷による紙カードではなく、eCardと呼ばれる最新の電子認証 に変更になりました。(2021年1月より紙カードは国際的に完全廃止)

旧来のようなカード型の資格証をご希望の方には、ラミネート加工したカードを郵送でお届けするサービス(有償)も提供しています。
受講対象
医師のほか、看護師、救急救命士、または臨床工学技士や診療放射線技師(カテーテル室)などが受講対象となります。
病院内での心停止対応は BLS では終わりません。そのまま二次救命処置に移行していくからです。病院内で急変対応を行なう可能性がある医療専門職は、医師に限らず ACLS を習得しておくことは意味があるでしょう。
循環器/麻酔科専門医受験に使えます
1日で終了するコースですが、発行されるACLS資格は2日コースと同じものです。麻酔科専門医や循環器専門医試験の申請に使えますので、ご安心ください。
ACLSプロバイダーコースの概要
コース名 | AHA ACLS Provider Course (AHAガイドライン2020暫定版) |
コース内容 | 心原性心停止への二次救命処置:心室細動、無脈性心室頻拍、心静止、無脈性電気活動、徐脈、頻脈、呼吸停止、脳卒中、急性冠症候群 |
受講資格 | 二次救命処置が職務範囲の医療従事者ならびのその学生(医師、歯科医師、看護師、救急救命士、臨床工学技士) |
受講要件 | 1.成人BLSができること 2.モニター心電図の判読できること 3.蘇生に使う薬剤の知識があること |
受講料 | ¥38,000(日本国内標準価格 ※コースごとに多少異なります) |
テキスト | 必ずAHAガイドライン2015版のテキストをひとり一冊ご用意下さい。 |
開催予定とお申し込み
現在募集中の講習は下記のとおりです。申し込みページへリンクしていますので、参加登録下さい。その後、受講料の振り込みとテキスト購入のご案内を差し上げます。
ACLSプロバイダー【1日】コース 開催予定
(※EMR財団主催) |
(JSISH-ITC登録) |
||
(※EMR財団主催) |
(JSISH-ITC登録) |
||
- ※BLS横浜のインストラクターがコースディレクターを務めますが、主催は別法人となります。
また修了証はハワイではなく 日本医療教授システム学会AHA-ITC から発行されます。
ACLSプロバイダー【2日】コース 開催予定
(※EMR財団主催) |
(JSISH-ITC登録) |
||
- 1日コースでは事前学習に不安がある方向け。心電図と蘇生科学に関する補講を含めています。また希望者にはBLSプロバイダーカードも発行可能です。
ACLSプロバイダー【更新】コース 開催予定
- 更新コースは、ACLSプロバイダーコース受講経験者限定です。有効期限は切れていても構いません。短時間・廉価で新規カードを再取得できます。
依頼講習・出張講習
BLS横浜では、病院やクリニック、大学医局、企業、個人からの依頼により、AHA公式ACLSプロバイダー1日コースの出張講習にも対応しています。
日本全国、受講者4名からお伺いします。神奈川県内、東京、埼玉、千葉周辺であれば公募講習と同じ受講料で対応いたします。
詳細・お問い合わせは BLS横浜ホームページ内 出張講習案内 をご覧ください。