まず「人を集める」こと

とある会合の席にお呼ばれして、18名の前でAEDと心肺蘇生法の大切さについてお話しさせてもらってきました。
 
ちょうどタレントの松村邦洋さんがマラソン中に心停止を起したという事故の直後でしたので、参加された皆さんからの関心も高く、私もニュースの解説をしながら、迅速なAED使用が大切なこと、またAEDは万能の機械ではなく、有効な胸骨圧迫がなければ最大限に効果は発揮されないことなどをお話しさせていただきました。
 
受講者人数と持ち時間、会場のレイアウトの関係から、AEDを使ったトレーニングまではできませんでしたが、皆さんに胸骨圧迫の仕方だけは体験していただきました。
 
「意外とたいへんなんですね。これを何分間も続けるなんて自信がありません」
 
という感想が聞かれましたが、「だから最初に通報して、人を集めることが大切なんですよ。胸骨圧迫を替わってくれる人がたくさん居たほうがいいですよね」と、忘れがちな「人を呼ぶ」ということの大切さに目を向けていただきました。


 

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