ファーストエイド

BLS(心肺蘇生法)

歯科医院の救命講習は、バイタルサイン評価と酸素が標準

歯科における外来環を想定した救命研修のあり方について書き起こしてみました。救命研修にバイタルサインデータと酸素投与をいかに組み込むか?
BLS(心肺蘇生法)

うつ伏せで倒れていたら、どうする?

本日は保育士向けの救命講習を4回開催しました。4回のうち2回で尋ねられたのがこの質問。「うつ伏せで倒れていたら、すぐにひっくり返した方がいいですか?」今日はこの疑問について解説します。優先順位の高い判… (see more)
ファーストエイド

ダンスで学ぶ手洗い ジュネーブ大学病院編

コロナウイルス感染拡大で、手洗いの重要性がこれほどクローズアップされた時代はないというくらいに人々の衛生意識が高まっている今日このごろ。あらゆる感染対策の中で最も効果的と言われるのが、手洗い です。し… (see more)
ファーストエイド

出血のファーストエイドと感染防護

命に関わる出血、数リットル単位の出血は、心肺停止に準じる緊急事態です。すぐに止血処置をする必要があります。時間との戦いと言って過言ではありませんが、胸骨圧迫とは違って、サクッと始められるようなものでも… (see more)
ターニケット(止血帯)

ターニケット教育への危惧が現実問題に

Twiiter でのやりとりで、すでに市民による止血帯の不適切使用例が見受けられるという話を聞きました。「どっかで止血帯法を学んだらしき市民が現場で実施してましたが、締め込みが緩すぎて効果がなかった上… (see more)
ファーストエイド

体育中に鉄棒から落ち重度まひ 男性と両親が福井県を提訴

学校での応急救護を巡る裁判のニュースがありました。(福井新聞 2019年12月30日)鉄棒からの転落、動けない状態で頚椎損傷の可能性があったのに、「無理に体を起こした、首をもんだ、頭部を固定をせずに搬… (see more)
ファーストエイド

救急対応における記録の重要性

一般市民向けの救命講習と、救護責任がある人向けの救命講習が一緒ではいけないポイントは多々ありますが、今日は「記録」について取り上げます。BLS横浜の業務プロバイダー向け講習、例えばBLSプロバイダーコ… (see more)
ファーストエイド

服に火がついたらどうする? Stop Drop & Roll !

昨日、名古屋の中学校での「服に火がついて大やけどをした」という報道がありました。焼けただれた腕の写真が公開されていて、印象に残っている方も多いかもしれません。やけどのファーストエイドといえば、水で冷や… (see more)
業務としての市民救急

市民が行う応急的に行う医行為ーそのリスクの比較

もともと市民向けの救急法の中には、医療行為は含まれない、というのが原則でした。しかし、気づけば今はがっつりと医行為が入り込んできています。除細動(AED)アドレナリン筋肉注射(エピペン®)緊縛止血(タ… (see more)
ターニケット(止血帯)

ターニケット(止血帯)教育の課題

この4月から日本の市民向け救急法教育に止血帯(ターニケット)が導入されることが決まったことを受けて、BLS横浜では主に指導員相当の方を対象に止血帯に関する勉強会をなんどか開催してきました。各方面で救命… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

「大丈夫ですか?」 傷病者への声かけの仕方を考える

「大丈夫ですか?」救命法講習ではおなじみの第一声ですが、この意味について少し取り上げてみようと思います。意識ではなく、反応の確認心停止を想定したBLS系の講習では「反応の有無」を見るために、肩を叩くな… (see more)
ファーストエイド

ターニケット(止血帯)&血液感染講習 in 横浜

先週の金曜日、「ターニケット(止血帯)&血液媒介病原体」講習と題したオリジナル講習を開催しました。この4月から、日本の救急法の中でも市民に向けて軍用ターニケットの指導が始まるということで、それに先駆け… (see more)
ターニケット(止血帯)

医療機器としてのターニケット(止血帯)を市民に教える上でのハードル

日本では、自衛隊でも東京消防庁でもCATと呼ばれるタイプのターニケット(止血帯)が正式納入されています。これはもともと米軍の一般兵士用として戦地に置いて実績を上げてきた製品で、世界中でもっとも広く使わ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

気道異物の窒息解除法-意識を失った後の方が取れやすい?

窒息解除法は、意識(反応)がある場合とない場合でやり方が異なります。腹部突き上げや背部叩打は意識がある場合。気を失った後の対応法も知っておくことは重要です。もしかしたら意識を失ってからの方が異物は取れやすいかもしれません。
子どもの安全(小児蘇生)

「エピペン&小児BLS」講習は応用力を鍛えるプログラム

BLS横浜が独自開発した「エピペン&小児BLS」講習は、単なるテクニカルスキルを学ぶ技術講習ではありません。エピペン注射とBLS(心肺蘇生法)の間をつなぐのは、「観察スキル」です。緊急時の観察テクニックを学ぶことで、悪化の状態を先読みして、その必然としてCPRを組み入れたファーストエイドの根本を学べる講習です。
ファーストエイド

止血帯(ターニケット)使用トレーニング考

ガイドライン2015準拠日本語DVDが発売開始になって、ようやく本格稼働が始まった AHAハートセイバー・ファーストエイドコース 。米国のファーストエイド講習では、G2010に引き続いて止血帯の使用が… (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

エピペン研修のシミュレーションネタとデブリーフィングツールを公開

今日は、千葉県の子育て支援事業として開催された保育所職員向けアレルギー・エピペン研修の講師で登壇させていただきました。参加人数が120名と多かったので、ふだん横浜でやっているようなインストラクターによ… (see more)
ウィルダネス・ファーストエイド

雨の中の野外救急法トレーニング

この前の日曜日、横浜は数日降り続いている雨の真っ只中でしたが、市内の山林でウィルダネス・ファーストエイド講習を実施しました。雨の中、レインウェアを身に着けて、雨に打たれながらのレクチャー&即時の実践体… (see more)
ウィルダネス・ファーストエイド

10月15日(日)横浜ウィルダネス・ファーストエイド受講者募集中

次の日曜日、横浜市内で野外救命法、ウィルダネス・ファーストエイド講習を開催します。AHAハートセイバー・ファーストエイドコースと違って、講習会場は山林。屋外で開催します。ザックを背負い、野山を歩きなが… (see more)
ACLS(二次救命処置)

A-B-C-D-E アプローチの順番 酸素の流れを追う

PEARS/PALS、ACLSでもおなじみの A-B-C-D-E アプローチ。これは救急医療で標準の考え方でもあります。D(神経学的評価)とE(全身観察)の評価内容と介入の中身については、外傷系や神経… (see more)
ウィルダネス・ファーストエイド

ウィルダネスファーストエイドの医行為、法的懸念への声明

おそらく日本国内でもっともアクティブに活動している野外救命法ウィルダネス・ファーストエイド教育プロバイダーの WMA JAPAN が、ウィルダネス・ファーストエイドに含まれる医行為に関する声明を発表し… (see more)
ウィルダネス・ファーストエイド

「山と渓谷」誌 ウィルダネス・ファーストエイド関連記事の問題点

昨日は、アウトドア雑誌 Garvy に掲載された「ウィルダネス・リスクマネジメント・カンファレンス」のレポートを紹介しましたが、山岳雑誌「山と渓谷」でも同じ話題が載っていました。ウィルダネス・ファース… (see more)
ウィルダネス・ファーストエイド

ウィルダネス・ファーストエイドに含まれる医行為は傷害罪?

2017年に6月16日に東京お台場で開催された ウィルダネス・リスク・マネジメント・カンファレンス の様子が、アウトドア雑誌Garvyに掲載されました。このカンファレンスに関しては、医療や法律に明るく… (see more)
ファーストエイド

ファーストエイドのシミュレーション

 
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