BLS(心肺蘇生法) 心肺蘇生法講習は、胸骨圧迫開始判断がいちばん難しい 心肺蘇生法を実施する上で、いちばん難しいのは、心停止の認識、つまり心肺蘇生が必要だと判断し、胸骨圧迫を始めると決断することです。例えば、こちらの 保育園での死亡事故報告書 では、おそらく接触時から心停… (see more) 2024.10.11 BLS(心肺蘇生法)業務としての市民救急救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 階段の踊り場でBLS講習のシミュレーション 先日、ご依頼をいただき出張で開催したBLSプロバイダーコースでの一コマです。AHA-BLSプロバイダーコースでは、チーム連携のトレーニングとして、3〜6名で10分間のCPRを行い、蘇生率に直結すると言… (see more) 2024.07.25 BLS(心肺蘇生法)指導員養成と教育工学救命法普及と実行の方略
業務としての市民救急 消防庁の普通救命講習の限界とその先(提言) SNS で消防の救命講習の限界について話題になっていました。最近はやってませんが、以前はBLS横浜でも横浜市消防長公認の普通救命講習を公募で開催していたことがあります。消防長の公印が入ったプラスチック… (see more) 2024.05.28 業務としての市民救急救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 日本では市民のAED使用率が低い、というのは本当? 心肺蘇生法の普及活動している人はよく言います。日本ではAEDの周知徹底が足りない。特にAEDの市民の使用率が低いのは問題だと。つい最近もそんな論調の意見・記事がありました。記事の中では「AEDの使用率… (see more) 2023.11.18 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 「あなたAED使えますか?」 謎の問いかけの意味を考えた 市民向け/医療者向けを問わず、救命講習やBLS講習の練習場面で「AEDを持ってきました!」となると、「あなたAED使えますか?」と言う方が、少なからずいらっしゃいます。以前、どこかの救命講習で教え込ま… (see more) 2023.11.03 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 救急の基本は【A-B-C】。C-A-Bではありません 救急の基本は、昔も今もA-B-Cです。なにも変わっていません。2010年以降、C-A-B と言われることが多くなりましたが、これはあくまでも心肺蘇生法(BLS/CPR)の開始手順の話であって、救急の概… (see more) 2023.08.22 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 救命処置とAED 女性への配慮 米国の場合 アメリカ心臓協会が2022年8月に公開した動画です。おやっと思ったに違いありません。倒れている傷病者が女性、なのです。ありそうでなかったこの光景。救命処置に関する国際コンセンサスでも2020年以降、女… (see more) 2023.07.19 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 歯科医院の救命講習は、バイタルサイン評価と酸素が標準 歯科における外来環を想定した救命研修のあり方について書き起こしてみました。救命研修にバイタルサインデータと酸素投与をいかに組み込むか? 2023.01.16 BLS(心肺蘇生法)ファーストエイド救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 心停止の判断に迷う必要はない 動いている心臓に対して胸骨圧迫をしてはいけないと思っている方が多いようですが、実際のところ動いている心臓への胸骨圧迫は割と普通に行われています。 2022.12.30 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) AEDを貼るかどうか迷ったら考えること AEDを貼るかどうか迷う…そんなご質問をよくいただきます。駅で倒れたのは女性!公衆の面前で服をはだけてしまっていいのか? 痴漢と思われないか? あとで訴えられないか?そんなことをイメージしての質問が多… (see more) 2022.12.11 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
業務としての市民救急 業務用の市民救命講習、一般市民向けとなにが違う? BLS横浜は、一般市民向けから医師向けまで、幅広いレンジで心肺蘇生法の研修・講習を行っていますが、特に力を入れているのが「業務用の市民向け救命講習」です。医療従事者以外の方ということで市民と表現してい… (see more) 2022.11.03 業務としての市民救急救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 救命技能の追加トレーニングを新設ーBLSブーストコース BLSプロバイダーコースを受講した人のための手軽な追加トレーニング講習を作りました。高頻度訓練が技術維持のポイント、30分から1時間で技術をブラッシュアップ。BLS横浜受講者は無料です。 2022.09.25 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
救命法普及と実行の方略 迷ったら胸を押せ、押しながら顔を見ろ! 心肺蘇生法の講習では、「疑わしければ胸を押せ」と伝えています。呼吸があるのかないのか? 死戦期呼吸じゃないのか?この判断は非常に迷うため、特に市民向け救命講習では、10秒以内に正常な呼吸をしていると確… (see more) 2022.05.26 救命法普及と実行の方略
救命法普及と実行の方略 愛と勇気? いいえ、練習と自信です。 愛と勇気を前面に打ち出した救命講習は、素人向けの普及啓発のためのもの。業務として救護対応責務がある職業人向けには適していません。難しいからやらなくていい、ではなく、難しいからこそきちんと時間をかけてトレーニングをするのです。 2022.05.09 救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) ついに日本でも認可された全自動「オートショックAED」とその指導法 ボタンを押さなくても自動で電気ショックが実行されるフルオート式AEDが2021年7月に日本で初認可。これを踏まえて厚労省から救命講習指導法を変えるように通達が出されています。解説しました。 2021.08.12 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
指導員養成と教育工学 「窒息解除に掃除機はNG」を文脈学習で納得してもらう 救命講習を開催していると、うんざりするくらいに聞かれるのが「掃除機で吸引するのはどうなんですか?」という質問。これは市民向け救命講習だけではなく、医療従事者向けのBLS講習でもよく尋ねられる定番の質問… (see more) 2020.09.05 指導員養成と教育工学救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 救命講習|マネキンの洗浄・消毒法 新型コロナウィルスの関係で、日本の救命講習の多くが開催見合わせとなっているようですね。1体のマネキンに対して、複数人が呼気吹き込み練習を行う心肺蘇生法トレーニング。ふつうに考えてリスクが高いといえると… (see more) 2020.03.14 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
救命法普及と実行の方略 依頼講習なのに「定形コース」で終わらすのはもったいない 依頼講習であれば、その母集団のニーズと特性に合わせてチューニングをした講習展開をすることができる、これはインストラクターとして願ってもないチャンスだと思いませんか? 2019.09.22 救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 意識・呼吸がある人には、AEDを使わない ファーストエイド講習や、エピペン講習のシミュレーションでしばしば見受けられる場面ですが、「あなた119番! あなたAED!」というお決まりの台詞のあと、AEDが到着すると、苦しがっている模擬傷病者に対… (see more) 2019.08.15 BLS(心肺蘇生法)業務としての市民救急救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 服を切るトレーニング【AEDパッド装着】 今日は病院からの依頼でBLSプロバイダーコースを開催しています。10分間のチーム蘇生では、いつもマネキンの服を3重くらいに着せて、いちばん内側は前開きにできないTシャツにしています。いつもだと、皆さん… (see more) 2019.05.20 BLS(心肺蘇生法)指導員養成と教育工学救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 心肺蘇生CPR/BLS 傷病者の服をはだけるタイミング ここ数日、女性に対してAEDの使用率が低いという話題が飛び交っています。女性に対してはAED装着をためらう傾向がデータ的にはっきりしたわけですが、心停止に対する救命処置では、どうしても服をはだける、脱… (see more) 2019.05.09 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略
業務としての市民救急 市民が行う応急的に行う医行為ーそのリスクの比較 もともと市民向けの救急法の中には、医療行為は含まれない、というのが原則でした。しかし、気づけば今はがっつりと医行為が入り込んできています。除細動(AED)アドレナリン筋肉注射(エピペン®)緊縛止血(タ… (see more) 2019.04.07 業務としての市民救急ターニケット(止血帯)救命法普及と実行の方略
指導員養成と教育工学 医療者向けBLS講習と、市民向け心肺蘇生法講習は違います BLS横浜は、心肺蘇生法教育に関しては下記の3つのジャンルの講習を展開しています。・一般市民向け・業務上の対応責務がある市民向け・医療従事者向け一言に心肺蘇生法とかCPRと言っても、こうした3つの区分… (see more) 2017.12.13 指導員養成と教育工学救命法普及と実行の方略
BLS(心肺蘇生法) 「パニックで人工呼吸できず」・・・業務上過失致死容疑送検|指導側の対策は? 医師が急変対応で人工呼吸できなかったことが問題になったケースです。救護にあたり、パニックに陥るのは当然のこと。つまり想定内。であれば、救護訓練ではパニックを想定した対応訓練が必要ではないでしょうか? 2017.10.06 BLS(心肺蘇生法)救命法普及と実行の方略