喉にモノが詰まったときのセルフレスキュー

さて、お正月です。
 
この時期話題になるのが、餅による窒息。
 
他人が喉にモノを詰まらせた場合の対応は、救命講習でも指導されていますが、盲点なのは自分が喉に詰まらせたらどうするか? という点。
 
ガイドライン2000の頃は教えられていたのですが、最近はあまり話題にも上らないので参考まで書いておきますね。
 
ガイドライン2000当時、言われていたセルフレスキューの要点は次の二つです。
 
1.気道異物による窒息を起こしたことを周りの人に知らせる
2.救助が得られなければ、自分で自分に腹部突き上げ法を試みる
 
喉にモノが詰まったことを周りの人に知らせて助けてもらう、そのために考案されたのがチョークサインです。喉のところに両手を当てるあのしぐさです。
 
万国共通の窒息のサインなどといっていますが、昔の文献を見ると、このやり方を周知すべきである、と書かれていて、ある意味人為的なサインであることも伺えます。
 
米国ではそれなりに周知されているのでしょうが、日本においてはまだ有用といえるものではない気もします。
 
 
もし救助を得られなければ、自分で自分に腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行うしかありません。
 
そのやり方として例示されていたのが、椅子の背もたれや、ドアノブなどの突起物を使う方法です。
 

窒息のセルフレスキュー:椅子を使ったハイムリック法(腹部突き上げ法)

 
突起に自分で腹部を勢いよく強く押し付けて、横隔膜を挙上させ胸腔内圧を上げて喉の詰まったものを飛ばそうという理屈。
 
どれだけ有効なのかはわかりませんが、「藁にもすがる」上での予備知識としては意味があるかもしれません。
 
 

 
 


 

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