救命技術は、「積み上げ式」に学ぶもの

救命技術は、「積み上げ式」に学ぶものなのかと思います。
 
特にファーストエイドは、掘り下げるとそのまま医学的判断、医学処置につながっていきます。ですから難しくしようと思えばどこまでも難しくなります。
 
ですから、まずは、命を灯火を消さないために必要な最小限のことをきちんと把握して、そこをベースラインに考えるという思考が重要です。
 
最低限守りたいラインはここで、それ以上のことはおまけに過ぎないという発想です。
 
BLS横浜での教育理念からすると、最低限はCPRです。そして次に上乗せするとしたら、呼吸をしていれば大丈夫、というファーストエイドの基本理解と簡単な気道管理です。さらには、脊椎損傷の可能性とその後の扱いについて。もう一点付け加えるならどんな場面でも使える「看護」という視点。
 
このあたりまでがベースであり、それ以上の細かい話や深い話は、余裕がある人が無理しない範囲で行なえばいいオプションと考えています。
 
医療者向けの外傷コースやPALSのような高度で医学に偏った内容を最初に知ってしまうと、最小限のベースラインが見えずに返って迷走してしまうことがないかな、と少し考えました。
 
医師・看護師など医療のプロでも、現場で出来ることは、基本的に一般市民と一緒です。そんなベースを知った上で、条件が合えば高度な医療も行なえる。それがほんとうの強みなのではないかと思います。
 
 

 


 

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