AHAインストラクターハートセイバーCPR AEDコースの日本国内での需要について書いてみようと思います。
日本で公募講習をコンスタントにやっているのは、横浜だけだと思いますが、公募をするとコンスタントに申し込みがあり、ほぼ毎回キャンセル待ちがでるほどです。
参加してくださる方の多くは、何らかの救命講習受講経験があり、さらにしっかり学びたい、身につけたいという思いでいらっしゃる方が多いようです。
一方、初めて心肺蘇生法を学ぶという方は、資格取得のための要件整備として、ということが多い印象です。
これまで参加された方は、ヨガやティラピス、ヨットのインストラクター、プロスポーツ選手のトレーナーなど。
また外資系企業で、もともと持っていたCPR/AED資格が失効してしまうからというケースも多いです。
その他、インターナショナルのスクールナース、米国の教員免許ホルダーなど、日本の救命講習修了証ではダメなので、というケースも。
いずれにしても職業的に心肺蘇生法技術の習得と資格更新が必要な方たち。
こんな本来はあたりまえの商業に根ざした安全対策としての心肺蘇生法。善意の救命処置だけではなく、こうした需要に答えられる人材の養成が日本でも求められるようになってきています。