今日は4回目のG2015英語版DVDを使った BLS Providerコース でした。
ガラリとコースデザインが変わった新BLSプロバイダーコース。それは受講者さんにもはっきりわかるようで、コース終了後に躍動的な感想をたくさんいただきました。
「今までのBLSコースと違って、リアルで現場医療者の食いつきが違うと思う」
「こうしなさい、ではなく、自分で考えて判断することが明確に示されて、すごく納得できるようになった」
「マニュアル化社会の米国人にとってはすごく大胆な方針転換な気がする」
など。
これまでの「わからなくても体が動けばいい!」という体育会系のノリから、原則を理解して判断して行動することを求める方向へのシフトのインパクトは大きいです。(筆記試験もテキスト持ち込み可になりましたし…。つまり問われているのは暗記ではないということです。)
10分間のチーム蘇生とその後のデブリーフィング。
リアルなシナリオ動画と、あまりにシンプルすぎる実技試験。
受講して満足して終わるのではなく、間違いなく、その先の実臨床に視野を持っていく教材設計どおりに進行できると、この影響力は半端ありません。
Life is why から始まり、カークパトリックのレベル3(臨床現場での実践)への視座で終わるG2015のBLSプロバイダーコース。
つい先日、ようやくBLSプロバイダーマニュアルG2015日本語版が発売されましたが、日本語DVDの発売が未定なので、日本国内でまだ公式にはG2015講習は開けません。
このビックインパクトが広がるのはもう少し先になりそうですが、期待大です。
BLS横浜では、受講後2年間は同じコースになんどでも無料で参加できる制度を設けています。
今日の受講者さんたちには、日本語版DVDが出たら、必ず復習参加に来てくださいね、と話して終わりました。
そしてカードの有効期限が切れるギリギリ前あたりには必ず来てくださいとも。
この新コースの感動をいち早くお伝えし、そしてまた2年間に渡って技術をキープしていただき、より理解を深めていく。
そんな連鎖の手応えを感じた1日でした。
年明け後のG2015正式版BLSプロバイダーコースの開催は、BLS横浜ホームページ をご覧ください。