ひとつ前の、ガイドライン2005年版のAHA-PEARS(ペアーズ)プロバイダーコースで提唱されていたACDAサイクル。
この考えはファーストエイド・ケアでもそのまま当てはまります。
大切なことは、アセスメントした上で対処を決定し、ケアを行った後は、再び評価に戻ること。
つまり、Re-Assessmentです。
自分の行った処置が効果があるのかないのか、悪化させていないか、続けるべきか、やめるべきか。
そんな再評価が重要です。
やりっ放しは禁物。
それ以前にアセスメントのない処置は無謀行為であるという点は、基本中の基本。
どんな行為にも、ベネフィットの反面、リスクもついて回ります。
常にリスクとの天秤に掛けた上で判断し、行動する必要があります。