「G2015時代のBLSインストラクターを目指す」ワークショップin久留米

昨日、九州久留米で開催した「G2015時代のBLSインストラクターを目指す」ワークショップは盛況のうちに終了しました。
 
昨日のワークショップでも話題になりましたが、G2015ではBLSにもデブリーフィングという概念が入ってきました。
 
ここで言うデブリーフィングは、インストラクターの指導法というだけではなく、学習者たちにデブリーフィングという自己学習・自己発展法を提示するという、より高次な概念まで含まれています。
 
この点は、G2010のACLSプロバイダーコースDVDの中でも示されていましたが、実臨床での救命処置の後で、チームで自らデブリーフィングを行うことでチームのパフォーマンスを向上させることが期待できます。
 
またシステム的な欠陥を明らかにするという効果もあります。
 
講習会場での研修と、real-life situationsをつなげるための手段としてのデブリーフィング。
 
教育工学上、有名なカークパトリックのレベル3以上を目指すことが正式に盛り込まれてきたG2015教材。これまでは講習会場でのパフォーマンス(レベル2)で良しとしてきたことからは、大きな飛躍です。
 
 

 
 


 

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