BLSプロバイダーカードの有効期限と技術維持の話

救命講習を受講して、心肺蘇生技術を身に着けたとして、いったいどれくらい期間、技術が維持できると思いますか?
 
いろいろ研究されていますが、驚くほど早く技術は低下することがわかっています。半年も経つと相当あやしいでしょう。日々使わない技術ですから、ある意味当然のことかもしれません。
 
BLS横浜では、2年間有効のアメリカ心臓協会AHAの公認ライセンスを発行していますが、この2年という期限は、米国の労務基準で決まっているだけのことで、蘇生科学研究団体であるAHAとしては2年間技術を維持することは不可能であることは認めています。
 
AHAのプロバイダーコースの有効期限2年間。これは技術の保障ではありません。
 
米国労働法規の基準を満たすために更新が必要なのです。
 
この点を私たちは正しく認識しておく必要があります。つまり蘇生技術の維持という本来の目的にフォーカスしたら、もっと短いスパンで再受講・継続トレーニングが必要だということです。
 
例えば、米空軍の横田基地。
 
軍人以外のカスタマーサービスや技術職にはAHA Heartsaver CPR AEDコースの受講とライセンスの維持が求められています。
 
本来は2年毎の再受講でいいはずですが、技術維持という本質を考えて、横田基地では自主基準として1年毎の再受講を従業員に課しているのです。
 
 
翻って、私たち。
 
AHAプロバイダーカードの有効期限は2年間。
 
しかし2年間蘇生技術を維持することは不可能。
 
でもBLS横浜の名前で技術認定を出してしまっている。
 
その溝を埋めるために、私たちはBLS横浜独自の制度として「無料復習参加」を案内しています。
 
カードの有効期限内なら、何度でも無料講習参加いただける、という制度です。
 
私たちが実施したトレーニングに責任を持ちたい。私たちの名前で認定したBLSプロバイダーカードが有効期限内であるうちは、技術を維持できる環境を提供したい。
 
そんな思いをもって私たちは活動しています。
 
 

 
 
 
 


 

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