脳卒中の症状を見分けて、素早く通報!

最近、救急法講習のなかで、脳卒中について説明することが多くなってきているようです。

医療系のメーリングリストや、mixiの応急手当のコミュニティで、どうやって脳卒中について説明するか、みたいな議論が目立っています。

脳卒中は、昔も今も、日本人の死因の三大原因の一つで大きくは変わらないのですが、なんでいま脳卒中なのかというと、去年、一昨年あたりからISLSという、脳卒中への対応を訓練する標準化プログラムが完成して、医師、看護師、救急救命士を中心として爆発的に普及が始まったという点が大きいのだと思います。

脳卒中は、本人や周りの人がその症状に気づいて、素早く通報して、救急車で適切な病院に行けば、後遺症が残るリスクをかなり低くすることができます。

ポイントは、まずは症状を知っていること、そして少しでも怪しいと思ったら「様子を見よう」などと悠長なことを言わずに、大げさに思えても119番通報すること。

たったこれだけなので、愛する人を寝たきりにしないで済むのです。

これを市民向け講習に含めて、脳卒中で寝たきりというの激減させようというが最近の動きです。

ということで、BLS-AED.net横浜でも、ホームページ内で脳卒中の対応について取り上げてみました。

どうぞ、本記事をご覧ください。

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AHAハートセイバー・ファーストエイド受講枠若干残あり

かねてから公募していた9月12日に横浜で開催するアメリカ心臓協会公認の、

ハートセイバー・ファーストエイド

ハートセイバーAED

講習会ですが、ハートセイバーAED講習は受講希望者が多く、現在キャンセル待ち状態となっています。

ハートセイバー・ファーストエイドに関しては、まだ若干名、参加の余地がありますが、どなたか受講を希望される方いらっしゃいませんか?

今までの開催時とは違って、今回はアメリカ・ハワイにあるAmerican Medical Responseトレーニングセンター主催としてコース開催します。

修了カードはもちろんAHAアメリカ心臓協会公認のカードなのですが、今回はその発行元が日本国内ではなく、ハワイであるという点がちょっと違います。

本来なら、アメリカのハワイに行って受講しなければ手に入らない、本場アメリカ発行の修了証が日本にいながら取得できてしまうというのが今回のコースです。(裏面の印字がちょっと違うだけなのですが、詳しくはこちらのブログ記事をご参照ください)

日本国内では、(公募コースとしては)東京と横浜、福井でしか開催されていない特別なコースです。
トップページから申し込みページへ飛べますので、よければ受講をご検討くださいませ。

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気軽に学べる子どもの応急手当~AHAファミリー&フレンズ・ファーストエイド

9月から新しい救急法プログラムを開始します。

ファミリー&フレンズ・ファーストエイド for チルドレン
Family & Friends First Aid for Children
気軽に学べる子ども応急処置プログラム(1時間半)

子供のファーストエイド(応急手当)を専門に学ぶコースですで、心肺蘇生法や救急法では世界のフラグシップ団体として知られているアメリカ心臓協会AHAが開発した教育プログラムを、日本ではじめて開催します。

これまでもBLS-AED.net横浜では、ハートセイバーファーストエイドコースというアメリカ心臓協会公認コースを開催してきましたが、何が違うのかというと、まずは、大人を対象としているか子どもを対象としているかという点です。

ハートセイバーファーストエイドコースは大人の救急法ですから、心臓発作や脳卒中の対応などがとても重要になります。

しかし子どもの場合、脳卒中・心臓発作はあまりありませんので、ファミリー&フレンズ・ファーストエイド for チルドレンには、これらは含まれていません。反対に多いのがぜんそく発作や、痙攣など。

こんな点がまず違います。

あと一番の大きな違いは、ファミリー&フレンズ・プログラムは受講料が安価で開講できるという点でしょうか。

というのは、ファミリー&フレンズ・プログラムはアメリカでは公的なライセンスである修了カードがありません。

つまり資格認定が目的ではなく、本当に必要な人に幅広く知識を持ってもらいたいというコンセプトで設計されたコースですので、カード発行手数料が不要でテキスト代も安く、教えるインストラクターもボランティアベースで開催するためです。

日本では、どうしても教材の輸入でアメリカに比べて多少値段は上がってしまいますが、BLS-AED.net横浜では、一人あたり千円程度で開催していきたいと思っています。(日本では、BLS-AED.net横浜以外で開講しているところは無いはずなので、受講料の国内相場は存在しません)

(※公募コースの場合、会場代を捻出するためにもう少しいただく必要があります)

1時間から1時間半で、赤ちゃんや子どもたちを危険から守る方法、いざというときにどうしたらいいか手軽に学べます。

すべてのお父さん、お母さん、またこれからパパ/ママになる人に学んでほしいプログラムです。

アメリカでは大人の常識ともいえる子どものための救急法(ファーストエイド)。

ぜひ本場アメリカの雰囲気で学んでみませんか?

まだ公募はしていませんが、9月12日(土)の18時頃から、横浜上大岡で開催予定です。受講希望の方はフォームメールからご連絡お待ちしています。(今回は受講料は500円程度の予定です)

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心肺蘇生の仕組み その1 胸骨圧迫

心肺蘇生法(CPR)とついつい一言で言ってしまいますが、心肺蘇生法っていったい何なんでしょう?
 
胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸、それにAEDによる電気ショックが、心肺蘇生法なのですが、なんのためにそれらを行う必要があるのかという理屈はあまり詳しく説明されることがないかもしれません。
 
技術は体で練習して身につけるしかないのですが、理屈がわかっていれば手順で混乱したり迷うことも少なくなるはず。
 
そこでここでは、心肺蘇生の基本となる仕組み・理屈をお話したいと思います。
 
 
 
心肺蘇生法を実施しなければいけない状態というのはどんなときでしょう?
 
呼吸をしていなくて、心臓が動いていないとき = つまり、心肺停止のときですね。
 
自分で呼吸ができない状態になっているから、口から息を吹き入れて、呼吸を助けてあげる、心臓が停まっていて血液を全身に巡らすことができていないから、体の外から心臓を(間接的に)圧迫して、あなたの手で心臓の代わりをしてあげる、これが基本です。
 
 
さて、ここで問題です。
 
人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、どっちがより重要だと思いますか?
 
 
ちょっと難しい質問だったかもしれませんね。
 
それでは、別の質問をします。
 
あなたは、何秒間息を止めることができますか?
 
10秒? がんばれば30秒くらいいけますか?
 
それでは、もうひとつ聞きます。
 
あなたは心臓を何秒くらい止められますか?
 
 
 
 
これが「人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、どっちが大事か」という質問の答えです。
 
 
心臓が止ると数秒後には意識がなくなって倒れてしまいます。
 
 
実は皆さんもこれとよく似た体験をしたことがあるはずです。
 
立ちくらみとか、貧血で頭がクラクラしたり、倒れた経験ありませんか?
 
これが実は一時的な心停止に近い状態です。
 
急に立ち上がったりすると、脳に血が行かなくなって、脳からみたら心停止みたいな状態になります。
 
貧血で目の前が真っ暗になって倒れそうになる、、、
 
 
心肺蘇生中に皆さんが胸骨圧迫の手を止めると、その度に患者さんの体の中ではそんなことが起きているんです。
 
心肺蘇生中は、皆さんの胸を押す手が心臓なのです。
 
心臓が一瞬たりとも動きを止めずに拍動しているように、皆さんも絶え間なく胸を押し続ける必要があります。
 
 
 
もう一度、聞きます。人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、どっちが大事ですか?
 
 
もう皆さん自信を持って答えられますね。
 
 
 
「胸骨圧迫です!」と。
 
 
ですから、BLS-AED.net横浜の講習会では、胸骨圧迫心臓マッサージをひたすら練習します。
 
これでもかってくらいにマネキン相手に練習してもらいます。
 
まるで筋トレをしているのかと思うくらいに胸を押してもらいます。
 
 
そうなんです、心肺蘇生法というのは実はスポーツと同じ。
 
体で覚えるものです。
 
 
ですから、心肺蘇生法を身につけるには練習に練習、さらに練習。
 
 
BLS-AED.net横浜の講習会では、練習量の確保に最大に気を遣っています。
 
ですから、1体のマネキンを10人近くで使い回すような講習は行いません。
 
プロとしての技術を身につける必要がある人には、一人に一体のマネキンを用意する、これがBLS-AED.net横浜のポリシーです。

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ボランティア・インストラクター公募開始

BLS-AED.net横浜では、医師や看護師を対象としたプロとしての蘇生技術を指導する有料講習から、市民のための無料講習まで幅広く開催していますが、こうした活動を支えてくださるボランティアスタッフを募集しています。

救急蘇生法ボランティア・インストラクター募集中!

資格や指導経験の有無は問いません。

心肺蘇生法とその指導方法についての勉強会を随時開催していきます。

私たちと一緒に勉強しながら、自分自身の蘇生技術・指導技術を維持、研鑽していきませんか?

現時点では、会費等はいただいていませんので、どうぞお気軽に上記ページよりご登録ください。

各種団体での蘇生インストラクター資格をお持ちの方、看護師さん、ライフセイバーの方なども大歓迎です。

希望する方には、アメリカ心臓協会BLSインストラクター/ハートセイバーインストラクター資格取得への道も開けます。

どうぞご一考ください。

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8月~9月のAHA-BLSコース募集開始しました

8月~9月にかけてのアメリカ心臓協会AHA公認BLSコースの受講者募集を開始しました。

会場はいずれも横浜市内 京浜急行上大岡駅近くを予定しています。

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・BLSヘルスケアプロバイダー(医療者向けの高度な心肺蘇生)
2009年8月15日(土) 17:00~21:00

・ハートセイバー・ファーストエイド(対応義務のある市民向け応急手当)
2009年9月12日(土)  9:00~13:00

・ハートセイバーAED(対応義務のある市民向け心肺蘇生法)
2009年9月12日(土) 13:30~17:30

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※ヘルスケアプロバイダーコースは、医療現場を想定した高度な内容になっていますが、受講に医療資格は必要ありません。興味がある方はどなたでも受講いただけます。

※ハートセイバーファーストエイドコースは、市民の立場でアメリカ心臓協会インストラクターを目指す人には必須の資格です。

※ハートセイバーAEDコースでは、通常はオプション扱いとなっている乳児(赤ちゃん)の心肺蘇生法+窒息解除も行います。

申し込み・詳細は、BLS-AED.net横浜ホームページよりお願いいたします。

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AHA-BLSコース受講者募集8/15横浜上大岡

2009年8月15日(土)夕方17:00~21:00の予定で、アメリカ心臓協会(AHA)公認BLSヘルスケアプロバイダーコース開催を企画しています。

公募制で受講者を一般募集します。

場所は、神奈川県横浜市港南区、京浜急行 上大岡駅近く。

近日中にBLS-AED.net横浜ウェブサイトで募集を開始予定です。

マネキン:受講者比が1:1で短い時間ながら、プロとしての着実な蘇生技術を身につけることができます。また医療者以外の方でも安心して受講できる環境をお約束します。

興味がある方は、ウェブサイトへどうぞ。

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ハートセイバー・ファーストエイド受講者募集9/12横浜

9月12日(土)にアメリカ心臓協会(AHA)公認BLSコースを公募制で開講いたします。

開催日:2009年9月12日(土)
場 所:神奈川県横浜市港南区(京浜急行 上大岡駅近く)

・ハートセイバー・ファーストエイド(9:00~13:00)

・ハートセイバーAED(13:30~17:30)

上記、2コースはほぼ開催決定ですが、もし受講希望者がいれば、

・BLSヘルスケアプロバイダーコース(17:30~21:00)

の開催も検討します。

近日中に募集開始予定です。

受講希望の方は、BLS-AED.net横浜ウェブサイトをチェックください。

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上半期を終えるにあたって

6月に入り、2009年も半分が過ぎました。

まだ上半期にも関わらず、講習開催数・受講者数ともに去年の実績をはるかに越えてしまいました。

今年に入って、横浜市内の2ヶ所の病院でアメリカ心臓協会公認BLSコースの定期開催がスタートし、出張コース以外に、公募コースの不定期開催も始めています。

また、一緒に活動する仲間も増えて、今後ますます充実した活動展開ができそうです。

いまは新しいインストラクターさんたちに指導経験を積んでもらうためインストラクター教育システムがしっかりしたアメリカ心臓協会(AHA)コースを中心に展開をしていますが、それも落ち着いてきたら、公募制の無料ボランティアコースの開催も検討していきたいと考えています。

公募制のAHA認定コースは、次回、8月か9月の週末に予定を入れようと思っています。

今のところ、同じ日に、午前/午後で、

・ハートセイバーAEDコース
・ハートセイバー・ファーストエイドコース

の開催を考えていますが、複数人からのリクエストがあれば、

・BLSヘルスケアプロバイダーコース
・コアインストラクターコース
・血液感染性病原体コース(BBP)

の開催も検討したいと思います。

よければメール送信フォームよりご連絡ください。

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救急法指導員 AHA-BLSコースから学べること

今日は午前中に医療者向けのBLSヘルスケアプロバイダーコース、午後に市民向け応急処置を学ぶハートセイバーファーストエイドコースを開催しました。どちらも公募コースです。
 
午前中にBLSヘルスケアプロバイダーコースを受講された2名はどちらも消防の応急手当普及員として精力的に活動されている市民の方。
 
手技はばっちりでしたので、今後の普及員としての活動の糧になればと思い、ガイドライン2005の背景にあるものや、医学的・教育学的根拠について織り交ぜながらの講習にアレンジしてみました。
 
そこで言いそびれてしまったのですが、心肺蘇生法指導者としてアメリカ心臓協会のBLSコースを受講するとき、教え方の順番という点でも学べる部分があるんじゃないかと思います。
 
アメリカ心臓協会AHAのビデオ教材では、まず胸骨圧迫だけを練習して、次に人工呼吸、そして最後に反応・呼吸・循環の確認の仕方を練習します。
 
普通は蘇生の流れに合わせて、練習も「もしもし、大丈夫ですか~」からはじめるものですが、AHAはそうじゃありません。
 
理由はふたつあります。
 
ひとつは、いちばん大事な手技である胸骨圧迫をまっさきに練習することで、胸骨圧迫手技の練習量を多くして、より確実な手技を身につけられるように。
 
もうひとつの理由はいちばん「恥ずかしくない」練習をまっさきに持ってきて、受講生がコースに早く順応できるようにと言う点。
 
講習会場の雰囲気も緊張に包まれている中で、大勢の前で大きな声で「誰か来てくださーい!」と叫ぶのはなかなか恥ずかしいものです。
 
胸骨圧迫の練習をして、勢いをつけて場の雰囲気に慣れたところでだったら、なんとなく抵抗のある人工呼吸の練習や、大きい声で助けを呼ぶ練習などもスムーズに入っていけます。
 
こうした受講生がストレスなく練習に打ち込めるようにデザインされているのがアメリカ心臓協会の教材設計です。そこからも多いに学ぶ点があると思います。
 
そんな話を伝え忘れました。
 
今日受講されたおふたりが、このブログを見ていてくださったらな、と思います。

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