指導員養成と教育工学

BLS(心肺蘇生法)

心肺蘇生法講習 指導に「厳しさ」は必要か?

今日の話題は、救命講習に厳しさが必要か、という点です。 2000年に蘇生法の国際基準ができる前までは、「そんなのじゃ助けられませんよ! 殺す気ですか?」みたいな恫喝的な厳しい指導が珍しくありませんでし… (see more)
指導員養成と教育工学

経験学習 デブリーフィングのコツ

シミュレーション学習は、 1.やってみる 2.振り返る(内省) の2つのステップで構成されています。 やってみて、うまくできたら、「よくできましたね」と、試験合格みたいな雰囲気で終わってしまう場合があ… (see more)
指導員養成と教育工学

「窒息解除に掃除機はNG」を文脈学習で納得してもらう

救命講習を開催していると、うんざりするくらいに聞かれるのが「掃除機で吸引するのはどうなんですか?」という質問。 これは市民向け救命講習だけではなく、医療従事者向けのBLS講習でもよく尋ねられる定番の質… (see more)
業務としての市民救急

救命講習を受けても「できる」ようにはならない その理由

残念ながら一般的な救命講習は「現場で実践できる」ことを想定したトレーニングではありません。教育工学の教材設計の視点で考察しました。
BLS(心肺蘇生法)

服をはだけずにAEDパッドを貼れるか?

京都大学の研究結果で、女性へのAED使用率が低いとの報道されたせいか、今年は AED 装着時のプライバシー保護に関する話題が多かったように思います。 この点は、救命法の指導員の間では昔から変わらず出て… (see more)
指導員養成と教育工学

履修主義と習得主義の違いーAHA講習は習得主義です。

ちゃんとしたACLSコースは2日 1日コースはインチキ というような意見をインターネット上で拝見しました。 BLS横浜では1日コースが基本なので、苦笑してしまいました。 1日とか2日とか、日数にこだわ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

服を切るトレーニング【AEDパッド装着】

今日は病院からの依頼でBLSプロバイダーコースを開催しています。 10分間のチーム蘇生では、いつもマネキンの服を3重くらいに着せて、いちばん内側は前開きにできないTシャツにしています。 いつもだと、皆… (see more)
指導員養成と教育工学

血液感染&教育工学セミナー in 日本医療教授システム学会

先日、埼玉の越谷ラーニングスタジオで日本医療教授システム学会セミナーを2本立てで開催させていただきました。セミナーの全内容をお伝えすることはできませんが、概要をご紹介します。 1.救命法インストラクタ… (see more)
指導員養成と教育工学

BLSプロバイダーコースのARCS 学習の動機づけ

アメリカ心臓協会AHAのプログラムは、米国の蘇生ガイドラインを教える講習にも関わらず、日本で圧倒的に支持されている理由のひとつに、その教育手法の秀逸さがあります。 2003年頃だったでしょうか? 日本… (see more)
指導員養成と教育工学

BLSの質を測るフィードバック装置の活用法

BLSマネキンのフィードバック装置は、AHA-BLS講習より、病院に常設して医療スタッフが自主練習できる環境において最大限に効果を発揮すると考えます。
指導員養成と教育工学

デブリーフィングとフィードバック、指導法の違い

BLSやACLSなど、救命法指導のための技法として、フィードバックとデブリーフィングという手法がよく知られています。 どちらも、受講者の行動を修正するという点では同じですが、中身を考えると、まったく違… (see more)
指導員養成と教育工学

デブリーフィングは誰のもの?

先日のBLSプロバイダーコースでは、受講者にICLSのインストラクターの方がいらっしゃったので、講習の指導テクニックという視点も盛り込んだ展開をしてみました。 BLSプロバイダーマニュアルには、「デブ… (see more)
指導員養成と教育工学

インストラクターの仕事は、学習環境を整えること【会場設営編】

前回は、学習環境を整えるのがインストラクターの仕事であると書きました。 特にビデオ学習が中心に据えられているAHA講習では、それは顕著です。 インストラクターになると、うまく教えようと意気込んで準備を… (see more)
指導員養成と教育工学

インストラクターの仕事は、学習環境を整えること【DVD操作編】

今日は、これからインストラクターを目指す人や、新人インストラクターさん向けに指導のコツを書いてみようと思います。 学習者は自ら学ぶ存在 これが成人学習の基本です。 ですから、インストラクターは教えるの… (see more)
指導員養成と教育工学

AHAインストラクターを目指す前に

アメリカ心臓協会(AHA)のインストラクターになりたい! そんな相談をよく受けます。 BLS横浜の講習を受講した上でそう考えてくださる方もいれば、ネット検索等でホームページに行き着いて、メールをくださ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

医療者にありがちなAED使用法の勘違い(充電中の圧迫)

BLSプロバイダーコース受講者にありがちな勘違い、「AED充電中にも胸骨圧迫すべき」は日本では正しくありません。かと言ってAHAのDVDが間違ったことを言っているわけでもありません。そんな解説記事です。
指導員養成と教育工学

医療者向けBLS講習と、市民向け心肺蘇生法講習は違います

BLS横浜は、心肺蘇生法教育に関しては下記の3つのジャンルの講習を展開しています。 ・一般市民向け ・業務上の対応責務がある市民向け ・医療従事者向け 一言に心肺蘇生法とかCPRと言っても、こうした3… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

ポケットマスク人工呼吸指導を、運動スキル・認知スキル・態度スキルに分解して考える

BLS横浜では、BLSプロバイダーコースや、ハートセイバーCPR AEDコースのオプションのシミュレーション練習の中で、ケースに入ったポケットマスクを組み立てて手袋を装着して人工呼吸を行う体験をしても… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

ポケットマスク人工呼吸、指導の動機付け(教育工学的視点から)

BLSプロバイダーコースでポケットマスク人工呼吸を練習させても、病院勤務の医療従事者にとってはあまり意味がないかもしれません。病院にポケットマスクはないからです。それでも練習をさせるなら、その練習意義をもたせることが重要です。
指導員養成と教育工学

AEDトレーニングに適した練習機とは…

AED講習でAEDの「使い方を覚えさせる」ような教え方をしてはいけません。 AED操作で教えるべき唯一の動作は電源スイッチを入れること、ただそれだけです。 現在日本で認可されているAEDのほとんどは、… (see more)
指導員養成と教育工学

救命法/ファーストエイド講習、シミュレーション組み立てのポイント

最近、既存のBLS講習や救急法講習のようなスキル・トレーニングだけではなく、シミュレーション学習を取り入れているという報告をよく目にするようになりました。 そこでBLS講習やファーストエイド講習でシミ… (see more)
指導員養成と教育工学

ハートセイバーCPR-AEDコースの受講に来る方たち

 
指導員養成と教育工学

心肺蘇生法講習 インストラクター不要論

ご存知、5年に1回改定される心肺蘇生法のガイドライン。 BLSの章に目を通した方は多いと思いますが、何気に最終章、「教育と実施、普及の方策」のページもすごく重要です。 AHA版ガイドライン2010の最… (see more)
指導員養成と教育工学

「効果的な心肺蘇生法講習の組み立て方」ワークショップ

 
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