救命蘇生教育

救命法普及と実行の方略

愛と勇気? いいえ、練習と自信です。

愛と勇気を前面に打ち出した救命講習は、素人向けの普及啓発のためのもの。業務として救護対応責務がある職業人向けには適していません。難しいからやらなくていい、ではなく、難しいからこそきちんと時間をかけてトレーニングをするのです。
救命法普及と実行の方略

ついに日本でも認可された全自動「オートショックAED」とその指導法

ボタンを押さなくても自動で電気ショックが実行されるフルオート式AEDが2021年7月に日本で初認可。これを踏まえて厚労省から救命講習指導法を変えるように通達が出されています。解説しました。
指導員養成と教育工学

経験学習 デブリーフィングのコツ

シミュレーション学習は、1.やってみる2.振り返る(内省)の2つのステップで構成されています。やってみて、うまくできたら、「よくできましたね」と、試験合格みたいな雰囲気で終わってしまう場合がありますが… (see more)
指導員養成と教育工学

「窒息解除に掃除機はNG」を文脈学習で納得してもらう

救命講習を開催していると、うんざりするくらいに聞かれるのが「掃除機で吸引するのはどうなんですか?」という質問。これは市民向け救命講習だけではなく、医療従事者向けのBLS講習でもよく尋ねられる定番の質問… (see more)
指導員養成と教育工学

救命講習を受けても「できる」ようにはならない その理由

残念ながら一般的な救命講習は「現場で実践できる」ことを想定したトレーニングではありません。教育工学の教材設計の視点で考察しました。
救命法普及と実行の方略

救命講習|マネキンの洗浄・消毒法

新型コロナウィルスの関係で、日本の救命講習の多くが開催見合わせとなっているようですね。1体のマネキンに対して、複数人が呼気吹き込み練習を行う心肺蘇生法トレーニング。ふつうに考えてリスクが高いといえると… (see more)
蘇生科学

胸骨圧迫だけで助かったとしたら、なぜ?

先日、埼玉で路上で 救命処置をしてくれた看護師を探しているというニュース がありましたが、本日の報道によると、看護師さん、見つかったみたいですね。職場でそのニュースのことが噂になっていて、自分が探され… (see more)
蘇生科学

AHA蘇生ガイドライン2019アップデートが公開されました

先日、アメリカ心臓協会の蘇生ガイドライン2019アップデートが発表されました。国際コンセンサス2015以後、ILCORとAHAは5年毎のガイドライン刷新をやめて、データがまとまり次第、その都度、ガイド… (see more)
指導員養成と教育工学

服をはだけずにAEDパッドを貼れるか?

京都大学の研究結果で、女性へのAED使用率が低いとの報道されたせいか、今年は AED 装着時のプライバシー保護に関する話題が多かったように思います。この点は、救命法の指導員の間では昔から変わらず出てく… (see more)
救命法普及と実行の方略

依頼講習なのに「定形コース」で終わらすのはもったいない

依頼講習であれば、その母集団のニーズと特性に合わせてチューニングをした講習展開をすることができる、これはインストラクターとして願ってもないチャンスだと思いませんか?
救命法普及と実行の方略

意識・呼吸がある人には、AEDを使わない

ファーストエイド講習や、エピペン講習のシミュレーションでしばしば見受けられる場面ですが、「あなた119番! あなたAED!」というお決まりの台詞のあと、AEDが到着すると、苦しがっている模擬傷病者に対… (see more)
蘇生科学

心臓が停まっていない人に胸骨圧迫をしてもいいの?

心肺蘇生法の実施を躊躇させる原因はいろいろありますが、「本当に心停止なの? 生きてるんじゃない?」という疑心暗鬼は見逃すことができません。結論から言えば、疑わしければ胸を押せ! なのですが、そうは言っ… (see more)
指導員養成と教育工学

履修主義と習得主義の違いーAHA講習は習得主義です。

ちゃんとしたACLSコースは2日1日コースはインチキというような意見をインターネット上で拝見しました。BLS横浜では1日コースが基本なので、苦笑してしまいました。1日とか2日とか、日数にこだわるのは極… (see more)
指導員養成と教育工学

服を切るトレーニング【AEDパッド装着】

今日は病院からの依頼でBLSプロバイダーコースを開催しています。10分間のチーム蘇生では、いつもマネキンの服を3重くらいに着せて、いちばん内側は前開きにできないTシャツにしています。いつもだと、皆さん… (see more)
指導員養成と教育工学

血液感染&教育工学セミナー in 日本医療教授システム学会

先日、埼玉の越谷ラーニングスタジオで日本医療教授システム学会セミナーを2本立てで開催させていただきました。セミナーの全内容をお伝えすることはできませんが、概要をご紹介します。1.救命法インストラクター… (see more)
救命法普及と実行の方略

心肺蘇生CPR/BLS 傷病者の服をはだけるタイミング

ここ数日、女性に対してAEDの使用率が低いという話題が飛び交っています。女性に対してはAED装着をためらう傾向がデータ的にはっきりしたわけですが、心停止に対する救命処置では、どうしても服をはだける、脱… (see more)
ターニケット(止血帯)

市民が行う応急的に行う医行為ーそのリスクの比較

もともと市民向けの救急法の中には、医療行為は含まれない、というのが原則でした。しかし、気づけば今はがっつりと医行為が入り込んできています。除細動(AED)アドレナリン筋肉注射(エピペン®)緊縛止血(タ… (see more)
指導員養成と教育工学

BLSプロバイダーコースのARCS 学習の動機づけ

アメリカ心臓協会AHAのプログラムは、米国の蘇生ガイドラインを教える講習にも関わらず、日本で圧倒的に支持されている理由のひとつに、その教育手法の秀逸さがあります。2003年頃だったでしょうか?日本に … (see more)
蘇生科学

人工呼吸のコツは「空気を入れすぎない」こと

昨今、市民向け救命講習では省略して教えるケースが増えているために、すっかり日陰者なイメージの人工呼吸。しかし、家族を救う場合や、子どもの救命、水辺の事故、また医療従事者などにとっては、依然、重要な技術… (see more)
蘇生科学

「質の高い胸骨圧迫」の評価指標 BLSとACLSの違い

推定体重200kgありそうな人への胸骨圧迫。本当に5-6cmでいいのでしょうか? BLSとACLSでのCPRの質管理の違いを解説しました。ACLSでは定量的な評価をするのがAdvancedです。
指導員養成と教育工学

BLSの質を測るフィードバック装置の活用法

BLSマネキンのフィードバック装置は、AHA-BLS講習より、病院に常設して医療スタッフが自主練習できる環境において最大限に効果を発揮すると考えます。
指導員養成と教育工学

デブリーフィングとフィードバック、指導法の違い

BLSやACLSなど、救命法指導のための技法として、フィードバックとデブリーフィングという手法がよく知られています。どちらも、受講者の行動を修正するという点では同じですが、中身を考えると、まったく違う… (see more)
指導員養成と教育工学

デブリーフィングは誰のもの?

先日のBLSプロバイダーコースでは、受講者にICLSのインストラクターの方がいらっしゃったので、講習の指導テクニックという視点も盛り込んだ展開をしてみました。BLSプロバイダーマニュアルには、「デブリ… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

小児の人工呼吸比率、15:2 を深掘りする

医療者向けには2人以上で行う小児蘇生では胸骨圧迫と人工呼吸を15:2にすると言われています。しかし、その意味を考えれば二人でも30:2の方がいい場合もあります。というのは、、、
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