BLS横浜

BLS(心肺蘇生法)

小児の人工呼吸比率、15:2 を深掘りする

医療者向けには2人以上で行う小児蘇生では胸骨圧迫と人工呼吸を15:2にすると言われています。しかし、その意味を考えれば二人でも30:2の方がいい場合もあります。というのは、、、
BLS(心肺蘇生法)

気道異物の窒息解除法-意識を失った後の方が取れやすい?

窒息解除法は、意識(反応)がある場合とない場合でやり方が異なります。腹部突き上げや背部叩打は意識がある場合。気を失った後の対応法も知っておくことは重要です。もしかしたら意識を失ってからの方が異物は取れやすいかもしれません。
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

パルスオキシメーターは、いざというときは、あてにならない

パルスオキシメーターでわかるのは、酸化ヘモグロビンの割合だけで、組織の酸素化はわかりませんし、換気(二酸化炭素排出)もわかりません。貧血や血液量が少ないときは酸素飽和度が99%でも十分とは言えませんし、ましてや、ショックなど抹消循環が悪いと酸素飽和度の値は当てになりません。
ACLS(二次救命処置)

体系的アプローチは、すなわち臨床推論

ACLSの体系的アプローチですが、論理的な思考過程を整理したものと考えると、すなわち臨床推論のアプローチ過程とも言えます。 特にACLSの2次アセスメントなどは、まさに臨床推論の考え方ですね。 2次ア… (see more)
アメリカ心臓協会AHA

AHAプロバイダーカードが廃止される?

アメリカ心臓協会の講習を受講し、合格すると発行されるプロバイダーカード。 これがなくなるという話題です。 実はこれは数年前から打ち出されていた方針で、米国ではすでにe-Cardというものに移行が始まっ… (see more)
指導員養成と教育工学

インストラクターの仕事は、学習環境を整えること【会場設営編】

前回は、学習環境を整えるのがインストラクターの仕事であると書きました。 特にビデオ学習が中心に据えられているAHA講習では、それは顕著です。 インストラクターになると、うまく教えようと意気込んで準備を… (see more)
指導員養成と教育工学

インストラクターの仕事は、学習環境を整えること【DVD操作編】

今日は、これからインストラクターを目指す人や、新人インストラクターさん向けに指導のコツを書いてみようと思います。 学習者は自ら学ぶ存在 これが成人学習の基本です。 ですから、インストラクターは教えるの… (see more)
指導員養成と教育工学

AHAインストラクターを目指す前に

アメリカ心臓協会(AHA)のインストラクターになりたい! そんな相談をよく受けます。 BLS横浜の講習を受講した上でそう考えてくださる方もいれば、ネット検索等でホームページに行き着いて、メールをくださ… (see more)
BLS(心肺蘇生法)

医療者にありがちなAED使用法の勘違い(充電中の圧迫)

BLSプロバイダーコース受講者にありがちな勘違い、「AED充電中にも胸骨圧迫すべき」は日本では正しくありません。かと言ってAHAのDVDが間違ったことを言っているわけでもありません。そんな解説記事です。
蘇生科学

4月14日(土)浜松で「BLS原理&心電図」公開講座を開きます!

静岡県浜松市内で精力的に活動している 命のバトン浜松 さんとの共催で、静岡での公開講座開催が決まりました。 2時間半の講義スタイルのセミナーで、質の高いBLSに関する蘇生科学の理解と、AEDの動作に関… (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

「エピペン&小児BLS」講習は応用力を鍛えるプログラム

BLS横浜が独自開発した「エピペン&小児BLS」講習は、単なるテクニカルスキルを学ぶ技術講習ではありません。エピペン注射とBLS(心肺蘇生法)の間をつなぐのは、「観察スキル」です。緊急時の観察テクニックを学ぶことで、悪化の状態を先読みして、その必然としてCPRを組み入れたファーストエイドの根本を学べる講習です。
ファーストエイド

止血帯(ターニケット)使用トレーニング考

ガイドライン2015準拠日本語DVDが発売開始になって、ようやく本格稼働が始まった AHAハートセイバー・ファーストエイドコース 。米国のファーストエイド講習では、G2010に引き続いて止血帯の使用が… (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

エピペン研修のシミュレーションネタとデブリーフィングツールを公開

今日は、千葉県の子育て支援事業として開催された保育所職員向けアレルギー・エピペン研修の講師で登壇させていただきました。 参加人数が120名と多かったので、ふだん横浜でやっているようなインストラクターに… (see more)
子どもの安全(小児蘇生)

保育士さんがポケットマスクと初遭遇するとき

今日は、山梨県にある子育て支援センターからの依頼で、親御さん向けの1時間半のファーストエイド講習と、保育士・保健師向けの健康管理ワークショップで登壇させていただきました。 今回いただいた小児専門家向け… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

PEARS®を知ると看護業務の仕方が変わる

BLS横浜でも提供しているアメリカ心臓協会のPEARS®プロバイダーコース。 PEARS®を受講した看護師さんからは、「日々の仕事の仕方が変わった」という感想をいただくことが多いです。 PEARS®は… (see more)
BLS横浜からのお知らせ

2017年 BLS横浜講習開催実績

今日は、12月31日。 2017年の講習開催実績を取りまとめてみました。 今年は、ACLSプロバイダーコースや、BLSインストラクターコースが新たに刷新されたこともあり、力をいれて開催していました。 … (see more)
指導員養成と教育工学

医療者向けBLS講習と、市民向け心肺蘇生法講習は違います

BLS横浜は、心肺蘇生法教育に関しては下記の3つのジャンルの講習を展開しています。 ・一般市民向け ・業務上の対応責務がある市民向け ・医療従事者向け 一言に心肺蘇生法とかCPRと言っても、こうした3… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

看護学生さんから見たPEARSプロバイダーコース

BLS横浜主催の PEARSプロバイダーコース with シミュレーション を受講してくださった看護学生さんから、感想を頂きました。 このときは、現役の看護師さん4名と、救急救命士さん1名、そして看護… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

吸気性喘鳴→上気道閉塞が分かったらどうする?

PEARSプロバイダーコースは、生命危機に陥った原因が呼吸のトラブルか、循環の問題かを考え、それぞれ「タイプ」を判定することで、適切な安定化の介入を行い、目の前で命を落すのを防ぐ方法を学ぶプログラムで… (see more)
BLS横浜からのお知らせ

1月にBLSプロバイダー【更新】コースを開催します

来年の1月からBLSプロバイダー【更新】コースを開始します。 これは、BLSインストラクターマニュアルで規定されている Challenge Option が12月から解禁されることに伴っての新企画です… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

マンガで学ぶ「急変対応コースPEARS」

先日、姉妹サイトのチャイルドライフェス横浜主催の「PEARSプロバイダーコース with シミュレーション」講習にメディアの取材が入ったのですが、その記事が完成しました。 看護roo! 急変時に使える… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

PEARSの体系的アプローチは、ガイドライン2015でこう変わります

まだ公式な日本語訳はされていませんが、G2015のPEARS/PALSの体系的アプローチはこんな形に変わります。 ぱっと見た感じは、以前のG2010版の方がすっきりしていてわかりやすい印象です。PEA… (see more)
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

PEARSは難しい? 看護師と看護学生での違い

学生が基礎で学ぶ解剖生理学の知識と、バイタルサイン測定の技術を使えるテクニックするためにPEARSプロバイダーコースは最適です。PEARSの体系的アプローチを学生のうちに習得し、使いこなせるようなることの意義。
PEARS/PALS(医療者向け小児救急)

PEARSフォローアップセミナー開催報告

PEARSプロバイダーコース受講済みの方を対象とした、ショックと呼吸障害の病態生理の補足と、シミュレーションによる体系的アプローチの使い方を補強する無料ワークショップを開催しました。その報告です。
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